もうすぐスギの花粉が飛散しはじめるということをニュースで知った時、花粉の症状を持つ人は悩みます。
春先だけでなく、近年ではスギ以外の花粉が飛散していることも多いです。
そのため1年を通して、花粉の症状に悩んでいる人も少なくありません。
実はそんな人におすすめしたい花粉症対策があります。
それは「普段の食事で、花粉の症状をやわらげる方法」です。
日ごろ私たちがいつも口にしている食べ物の中には、花粉のアレルギーを抑える効果のあるものが存在しています。
いったいどのような食べ物を食べれば、悩める花粉の症状をやわらげることができるのでしょうか？
今回は花粉に効果的な「野菜とハーブ」についてご紹介していきます。
花粉対策におすすめの野菜「れんこん」
煮物や揚げ物など、さまざまな調理法で楽しめる「れんこん」は、誰からも好かれている人気の野菜です。
歯ごたえが良く味もおいしいれんこんですが、実はアレルギー症状を抑える効果のある野菜でもあります。
花粉症はスギなどの花粉が空気中を舞い、体に入ることで症状が起こります。
そのため花粉で起こる症状は、一種のアレルギー反応でもあるのです。
花粉の季節、くしゃみや鼻水が止まらない時ってかなり困りますよね。
これらの厄介な症状を抑えてくれるれんこんは、まさに花粉症の人にとっては救世主のような野菜です。
さらにれんこんは免疫力を高める効能も持っています。
花粉の諸症状で疲労を感じ、抵抗力の弱った体をもとにもどしてくれるパワーも期待できますよ。
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花粉対策におすすめの野菜「しそ」
別名「大葉」とも呼ばれている「しそ」は、香りが豊かなため料理のアクセントとしても使われる香味野菜です。
居酒屋などでは刺身と共に提供されるため、薬味としても愛用されています。
そんなしそですが、体内で免疫機能が過剰に働くことを抑える効果を持っています。
そのため花粉が体に侵入した時でも、アレルギー反応が過剰になってしまうのを防いでくれるのです。
さらにしそは解毒効果と抗菌効果が高く、「βカロテン」や「リノレン酸」さらに「ビタミンＣ」も含まれています。
この他にも美肌効果や体に対するアンチエイジング作用もあることから美容業界でも、しその持つパワーは見直されています。
爽やかで嫌みのないしその香りには、花粉症で弱まっている鼻にとっては清涼剤のような働きも期待できます。
しその香りには胃液の分泌を促して食欲を増す効能もあるので、花粉症だけでなく胃腸への健康効果もあります。
花粉対策におすすめのハーブ「カモミール」
日本では「カミツレ」の名前でも親しまれている「カモミール」は、花粉症に効果のあるハーブです。
鼻の粘膜を強くする作用があるカモミールは、抗アレルギー作用と抗炎症作用を持っています。
他にも炎症を鎮める効果や、傷を治してくれる働きまであるというすごいハーブです。
湿疹やかゆみを抑える効果と、皮膚炎にも効き目があります。
特にかゆみを抑える効果は、花粉で目がかゆい人にはうってつけの作用なのではないでしょうか？
カモミールは「大地のりんご」という意味がある言葉で、アロマとしても人気が高いハーブです。
アロマとして香りを吸引するだけでなく、ハーブティーとして飲むことも可能なので、花粉症が気になる季節はおすすめしたいハーブとの種類となっています。
カモミールのさらに詳しい効能について
花粉対策におすすめのハーブ「ミント」
「ミント」は別名「ハッカ」ともいわれており、嗅いだ時にスーッとした特有の清涼感が魅力のハーブです。
そんなミントは鼻水を抑える効能を持っているので、花粉症で鼻水が止まらないという方にはおすすめしたいハーブとなっています。
アロマとしても有名なミントは、古代ローマの時代から愛用されてきた深い歴史があります。
のどの腫れや頭痛を伴う鼻炎にも効き目があり、体にさまざまな健康効果をもたらしてくれる万能薬のようなハーブです。
さらにミントは皮膚などのかゆみにもいい他、にきびを改善する作用も持っています。
ミントのさらに詳しい効能について
爽やかな香りで癒される「ミント」おすすめの使い方と効能はどんなものがある？
まとめ
スギ花粉が飛散し始めると、花粉症の方は鼻水やくしゃみでイヤな気分になることも多いですよね。
アレルギー反応で人によっては鼻水だけでなく、目から涙が出たりかゆみなどさまざまな症状が現れます。
マスクや花粉用のメガネの着用など、現代は対策法も色んな種類のものがあります。
これらの外的な花粉対策も重要ですが、さらに強力に花粉をガードしたいなら、普段口にする食べ物で体の中から対策を行うことも必要です。
花粉症に効果のある野菜やハーブは、意外にも私たちの身近にあるものばかりです。
くしゃみなどがひどく、花粉症が気になる方は、ぜひこれらの食べ物を積極的に摂取して花粉への対策を行ってみてくださいね。
