近年、グルメコミックの市場が盛り上がっています。
異世界を舞台にしたものや、作者が体験したエッセイ風になっているもの。
作風もそれぞれ違いがあって、どの作品を読んでも楽しいです。
そんなグルメコミックのあまりの人気ぶりに、続編が発売されることもけっこう多くあります。
本記事でご紹介する「トナリはなにを食う人ぞ ほろよい」も、そんな人気グルメ少女マンガの続編です。
前作「トナリはなにを食う人ぞ」の2人のその後
「トナリはなにを食う人ぞ ほろよい」は、グルメ×少女マンガが題材となっている「トナリはなにを食う人ぞ」の続編になっています。
前作では大学生になった主人公「稲葉ずずな」が、進学にともない引っ越したマンション先で隣の部屋に住む同級生の「瀬戸晴海」と知り合ったことで物語が始まりました。
前作について詳しくは読めば心が満腹になれる「癒しのグルメマンガ」について特集!
今作では、はれて恋人同士になった「すずな」と「瀬戸」の気になるその後が描かれています。
前回の「トナリはなにを食う人ぞ」が連載終了した際に「このマンガの続きが読みたい!」と、私自身思っていました。
同じような声をネットでも多く聞いていたので、続編が発売されてすごくうれしかったです。
「トナリはなにを食う人ぞ ほろよい」では大学を卒業した2人が社会人になり、同棲を始めるところからスタートします。
どちらも会社勤めの大人になっているので、前作よりも全体的に大人っぽい雰囲気に仕上がっています。
それから作者である「ふじつか雪」先生もおっしゃていたのですが、今回の「ほろよい」ではお酒とおつまみがメインになっています。
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読んでいてお酒が飲みたくなる料理がいっぱい!
「トナリはなにを食う人ぞ」のおもしろさは、魅力的な料理の数々が2人の仲を深くしてくれるところにあると私は思っています。
もちろん今作の「ほろよい」でも、マンガの良さはしっかりと引き継がれています。
さらに今回ではそこにお酒とよく合うおつまみまで追加されているので、読んでいる読者はたまりません!
「蒸し鶏とキュウリの梅あえ」に「しいたけピザ」など、「これ絶対にお酒に合うハズ!」と思わせてくれる料理が登場します。
家で簡単に「バーニャカウダ」とか「おつまみポップコーン」が作れることを、このマンガを読んで初めて知りました。
ほかにも「レンコンのハンバーグ」など、普段の料理の献立にも役立つ料理もいろいろ出てくるので、そこもおすすめしたいポイントになっています。
前回と同様に、毎回登場する料理のレシピがしっかりと掲載されていることも魅力的です。
2人でいっしょに作った料理を食べながら、おいしそうにお酒を飲む「すずな」と「瀬戸」を見ていると、読者まで幸せな気持ちになれます。
主人公たちの甘い恋愛も楽しめる
前作ではお互いが好きであるにも関わらず、なかなかくっつかずにいた「すずな」と「瀬戸」
しかし「ほろよい」では、恋人同士になって同棲を始めたところから物語が始まります。
そのため前作よりも圧倒的に甘いです!
「トナリはなにを食う人ぞ」の最初のころ、たまに「すずな」にそっけないような態度をとっていたのがウソのようです。
そんなラブラブな2人の同居生活に料理が花を添えているのですが、いつも「料理と恋愛の組み合わせ方がすごく上手だな~」と思いながら読んでいます。
恋愛と料理とお酒の3つが同時に楽しめる。
「トナリはなにを食う人ぞ ほろよい」は、そんな贅沢なグルメマンガです。
「マンガPark」のアプリで連載中
前作である「トナリはなにを食う人ぞ」は、「Ane LaLa」という雑誌で連載されていました。
ですが、現在の「ほろよい」は「マンガPark」というアプリで連載されています。
私は今まで雑誌など紙媒体でマンガを読む派だったのですが、マンガParkをダウンロードしてその便利さにハマりました。
無料でダウンロードできることも、マンガParkの大きなメリットですね。
毎日ログインすることでFREEコインというものがもらえるのですが、これを使用することで基本無料で読むことできます。
「彼氏彼女の事情」など往年の名作や、「トナリはなにを食う人ぞ ほろよい」のように、マンガParkのアプリで連載されている限定の作品もたくさんあります。
白泉社のマンガが好きな人にとっては、すごく便利なマンガアプリですよ。
まとめ
「トナリはなにを食う人ぞ ほろよい」は前作の2人が好きだった人にとっては、必読の続編マンガです。
2人の気になるその後の生活が描かれていますし、お酒のおつまみにピッタリな料理など料理のレパートリーがさらに広くなっています。
お酒と料理と恋愛がメインの物語なので、どれか1つでも好きな人にはおすすめです。