誰もが今までに一度は、動物たちのかわいい仕草を観てほっこりと癒されたことがあるのではないでしょうか?
見るからにふわふわしている毛並みや、生まれたてのよちよち歩きの赤ちゃん動物など、観ていて本当に癒されますよね。
そんな愛らしいしぐさの動物たちですが、実はマンガの世界の中でも大活躍しているのです。
本記事では、そんなかわいい「癒しの動物たちが登場するマンガ」の中から、特におすすめの3作品をご紹介していきます。
タヌキとキツネ アタモト
Webで活躍されている人気マンガ家「アタモト」さんによる作品です。
本の表紙を一目見るだけでもわかりますが、このマンガの最大のポイントは、メインキャラクターである「タヌキ」と「キツネ」のかわらしさです。
丸っこいフォルムとゆる~い絵柄で描かれたタヌキとキツネはとってもかわいく、どのページを見ても思わず目じりがさがります。
見た目のかわいさもとても魅力的な「タヌキとキツネ」なのですが、話の内容も超絶の愛くるしさです!
タヌキとキツネが「どらやき」や「かしわもち」などおいしいものを分け合って食べたり、山の中で一緒に遊んだりしている様子をみていると、誰もがほのぼのとできる癒しのマンガ作品です。
他にも森に住む「オオカミ」などと交流してたり。
キツネがタヌキのやわらかそうで、ぷにぷにしているほっぺたをず~っとプッシュしていたり。
読んでいて思わず「クスッ」とできる話が、たっぷり収録されています。
そんなおっとりしているタヌキと、ちょっぴりとイジワルだけれどもタヌキのことが大好きなキツネ。
そんな2匹が繰り広げる話に、読めば癒されてしまうこと間違いありません。
ロフトではグッズが完売されたこともあるほど人気作!
「タヌキとキツネ」の本の内容は主にマンガになっていて、ショートストーリーになっている所とタヌキとキツネのかわいいイラストページになっているところとがあります。
すごく読みやすいので、寝る前に読むのにもおすすめの作品です。
また全ページフルカラーなので、普通のマンガとは違って、カラフルな色あいを存分に楽しむことができます。
そんなタヌキとキツネですが、実は2017年の春にはロフトのネットストアでグッズの販売を行いました。
その際、あまりの人気からなんと発売数日で商品が次々と完売してしまったほどです。
今すごく人気と勢いのある一押しの動物マンガ、それが「タヌキとキツネ」なのです。
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おこしやす、ちとせちゃん 夏目靫子
「おこしやす、ちとせちゃん」は「京都×コウテイペンギン」という、異色の組みあわせの動物マンガです。
京都に住んでいて、京都市民から愛されている謎のペンギンちとせちゃん。
そんなちとせちゃんが京都の名所を周ったり、おいしいグルメを食べたりしてさまざまな人たちと触れあうという斬新な動物マンガです。
ちとせちゃんはコウテイペンギンですが、まだ子供のヒナなので毛並みがふんわりとしていてやわらかそうなのも魅力的。
ちとせちゃんが背中に風呂敷を斜めがけにして、京都の町をよちよちと歩くすがたのかわいいこと!
ちとせちゃんの愛くるしい仕草の1つ1つが、読者の心をギュッとつかんで離しません。
さらに有名な「嵐山」や「祇園」など京都屈指の有名な観光地も、マンガの作中に登場しています。
そのため読んでいると、ちとせちゃんに京都の美しい観光地について、ガイドをしてもらっているような贅沢な気持ちが味わえますよ。
京都の人々と仲良しなちとせちゃんにほんわか
マンガに登場する京都の人たちが、みんなでちとせちゃんをかわいがっているのもこの作品を読んでいてほんわかできるところです。
仲良しな京都の人たちと、寒い夜においしいおでんを一緒に食べて小躍りしたり。
夏休み中の子供とラジオ体操をして、その後に冷えたラムネを楽しんだり。
すっかり京都の町中に溶けこんでいるちとせちゃんに、日ごろの疲れも癒されます。
「おこしやす、ちとせちゃん」は、先ほどご紹介しました「タヌキとキツネ」同様にショートマンガになっているので、軽い気分で本を読みたい時にもおすすめですよ。
誰からも愛されるアイドルペンギンのちとせちゃん、読むと優しい気持ちになれる癒しの動物マンガです。
近年アニメ化もされて大人気のちとせちゃん!
「かわいい!癒される!」と、大人気のちとせちゃんはアニメ化もされました。
アニメ化されたちとせちゃんについて詳しくは、こちらの記事でご紹介しています。
ぼのぼの いがらしみきお
「ぼのぼの」は、1986年から連載されている長寿マンガです。
主人公は題名にもなっているラッコの子供「ぼのぼの」で、ぼのぼのを主に中心として物語が進んでいくという、人気の四コママンガです。
マンガの中ではぼのぼのが思いついた素朴な疑問や悩みを解決したり、森で起こっている不思議な現象を調べたりと、基本どれもゆったりとしているものが多いです。
読んでいて癒されるエピソードもたくさんあるので、目まぐるしい現代に疲れている時に読めばすごくほっこりできますよ。
また、ぼのぼのの友達である「シマリスくん」や「アライグマくん」などをはじめ、魅力的な性格の動物も作中にはたくさん登場するのです。
子供の動物だけでなく、大人の動物たちもいます。
ぼのぼのが昔から慕っている、大人の魅力たっぷりな「スナドリネコさん」
作中に登場するだけで、癒しの空気をかもしだしてくれる「プレーリードックくん」
この他にも、マンガの中では多くの個性的な動物たちが話を盛り上げてくれます。
さらにこの「ぼのぼの」の特徴のひとつになっているのが、登場する動物のほとんどが実在している生き物であることです。
私自身、この「ぼのぼの」を読んで初めて「えっ、こんな動物が世の中にはいるんだ!」と思ったことが何度もあるくらい。
今までにまったく聞いたことのない、珍しい生き物もたくさん登場します。
人気の理由はかわいさ以外にも!哲学的なセリフに思わず…。
かわいらしいキャラクターたちの見た目や作中のギャグなど、読んでいて癒される「ぼのぼの」
実はこの作品が長い間愛されている理由は、それだけではありません。
かわいい絵柄とは裏腹に哲学的なセリフの数々が話を彩っていて、大人でもついうなってしまうような深いエピソードもたびたび登場するのが「ぼのぼの」のすごいところなのです。
ぼのぼのの哲学的な部分を感じたい方には、こちらの記事もおすすめします。
ぼのぼのという作品は、連載開始当初から大人子供問わず、いつも幅広い年代から支持されつづけています。
それは、ぼのぼのはただ癒されるだけでなく「生きる方法にはそういう考えもあるのか」と思える哲学的な発見がたくさんあるマンガだからではないかと思っています。
人生についていろいろと考えさせられる作品でもあるので、休日などにじっくりと読書するのがおすすめです。
「ぼのぼの」を読んだ後は彼らのかわいい赤ちゃん時代を描いた、スピンオフ作品もおすすめです。
名前を「ぼのちゃん」というのですが、連載当初から「すごくかわいい!」とファンから評判になっています。
ぼのちゃんは全編フルカラーの作品となっていて、絵本のような雰囲気があるため大人も子供もほんわかした気持ちで読めますよ。
ぼのちゃんについてもっと詳しく知りたい人には、こちらの記事が参考になります。
まとめ
今回ご紹介した動物マンガは、どれもかわいい見た目や作風で、読むとかならず癒されるものばかりです。
主人公が人間のマンガとは違い、動物が主体で話が進んでいくマンガは、人間関係に悩んで疲れてしまうことの多い今の現代には特におすすめです。
自由きままに生きていたり、自分のしたいことに従順などころは、読んでいてうらやましい気持ちになることもあります。
しかし、その一方でどこか人間っぽい仕草をしているシーンもあるので、そんな時はついつい笑えてほっこりできるのも魅力です。
読む時には自分もマンガに登場している動物になったように、のんびり気分で読んで見るとより楽しめますよ。
ぜひ、読んでみてくださいね。