さわやかな甘酸っぱさが特徴のレモンは、普段の料理の付け合わせとしても大活躍の果実です。
そんなレモンを使って作る「レモネード」には、体にうれしい効能がたくさんあることをご存知でしょうか?
レモネードの持つ効能と、飲んでおいしいおすすめのアレンジ方法について調べてみました。
レモネードの効能って?
レモンの果汁をたっぷり使用して作られている「レモネード」は、酸っぱい中にも甘い風味がおいしい飲み物です。
風味も豊かなレモンの持っている酸味の正体は「クエン酸」と「ビタミンC」です。
クエン酸は梅干しなどにも含まれている成分のひとつで、「疲労回復」の効能が高いことでも知られます。
血行をよくする効能もそなわっているので、クエン酸は普段から冷え性で、血行不良で悩んでいる人にもおすすめですよ。
さらに、レモンに多く含まれているビタミンCは「風邪予防」の効能が高い栄養素として有名です。
実はビタミンCは紫外線のダメージを防ぐ作用もあることから、美容の面でも効果的と言われています。
レモンには、体内でコラーゲンの生成まで促してくれるパワーも備わっているため、美肌効果も得られます。
レモンの持つ健康効果が多く入っているレモネードは女性にとって、うれしい効能がいっぱいある飲み物なのです。
海外では早くからレモネードが持つ美肌効果に着目されており、毎日かかさずレモネードを飲んでいる有名ファッションモデルもいるほど。
レモンはさらに老化物質を減らす効果などもあるため、すごく体にいい果実として今再注目されています。
そんなレモンの老化物質に対する効果について、より詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
レモンの香り成分にも多くの効能がある
美肌効果や疲労回復効果の高いレモンですが、これらの効果があるのはレモンの果汁だけではありません。
なんとレモンは、香りにも疲労回復の効果を持っているのです!
その理由は、レモンに含まれている「イミダペプチド」という成分にあります。
イミダペプチドは最高の抗疲労物質と言われていて、鶏のむね肉などにも多く含まれています。
レモンの疲労回復効果ですが、生のレモンを絞った時にでる香りを嗅ぐだけでも効果が得られることが、近年の研究結果でわかっています。
嫌みのないさわやかな香りを持つレモンは、「アロマオイル」としても人気です。
レモンの香り成分である「リモネン」には、乱れた体内時計を正常に整えてくれる作用と気分をリフレッシュさせ、不安感をやわらげる効果があります。
気が散る場合にはレモンの香りを嗅ぐことで、集中力を上げてくれる働きまで持っています。
オフィスでの会議前や受験勉強などの合間にレモンの香りを嗅いでおくと、後の作業がはかどって便利ですよ。
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レモネードのアレンジ方法
アイスにしてもホットにしてもおいしいレモネードですが、まずはアイスで飲むと特においしいアレンジ方法についてご紹介していきます。
どれも簡単に作れるのがメリットです。
ミント入りレモネード
- レモン汁と炭酸水を好きな分量で割ってレモネードを作ります。
- そこにミントの葉っぱを数枚入れたら出来上がり!
- そのまま飲んでもさっぱりしておいしいですが、甘みがたりないなと感じたらお好みで砂糖を加えてください。
レモンとミントの爽やかさで気分までリフレッシュさせてくれます。
ミントの葉が手に入らない時には、食用としても使用可能なミントオイルでも大丈夫。
おすすめは日本で有数のハッカ(ミントの別名)の産地としておなじみ、北海道の「北見ハッカ油」です。
食用としてもアロマとしても使えるので、1つ家にあると何かと重宝します。
北見ハッカ油の使い勝手について、詳しくはこちらでもレビューしてます。
カルピスレモネード
- まず炭酸水か水で普通のカルピスを作ります。(濃さはお好きなように)
- そこにレモン汁を入れて、マドラーなどでまぜたら完成です。
意外な組み合わせですが、これが結構合うんです!
レモネードで夏の熱中症対策をするには塩を加えるといい!
夏の熱中症対策として飲んでも、レモネードは最適です。
レモネードで熱中症の予防をする場合には、上記のレシピに塩を少々加えてみてください。
ちょっとひと手間加えることで、おいしく暑さ対策をすることができますよ。
レモネードをホットで飲むアレンジ方法
あなたはレモンに含まれているビタミンCのことを、「風邪をひいた後に摂るといいビタミンだ」と思っていませんか?
実はこの知識、違っています。
ビタミンCは風邪に対し効果を発揮してくれますが、あくまで風邪を予防する段階で効果を発揮してくれる栄養素なのです。
そんな風邪予防にも抜群の効果が得られるレモネードですが、冬にもおすすめの飲み方はホットです。
ホットレモネードにすると、体も温まって気持ちもリラックスできますよ。
冬は寒さから風邪をひく可能性も高まる季節です、ホットレモネードの効果を他の冷え改善法と合わせて活用することがベストです。
ホットレモネードと同じくおすすめな冬の寒さ対策については、こちらの記事で詳しくまとめています。
生姜入りレモネード
- 最初カップに生姜汁とはちみつを入れて混ぜます。
- 2つが混ざったら、そこにレモン汁を少々加えてさらに混ぜます。
- 温まったお湯を入れてスプーンなどで混ぜれば、生姜入りレモネードの出来上がりです。
生姜入りレモネードは、はちみつも使用するので、特にのどがイガイガしている時に飲むと効果的です。
風邪予防や体の寒さ対策にも効能があるので、冬は特に生姜入りレモネードがおすすめです。
リンゴ入りレモネード
- 温めたお湯とレモン汁を混ぜて、ホットレモネードを作ります。
- そこに、すりおろしたリンゴを入れたら出来上がり!
- リンゴとはちみつは相性がいいので、お好みではちみつを入れて飲んでもおいしいです。
リンゴをすりおろすのが面倒な場合は、リンゴのジュースを混ぜて作ったのでもかまいません。
はちみつにプラスしたリンゴの風味と、レモンの風味がミックスされるので果実感が増してさらにおいしくなりますよ。
レモネードを簡単に作りたい時には「レモンの蜂蜜漬け」を使うと便利
体に良くて味もいいレモネードは、さまざまなアレンジができるおすすめドリンクです。
そんなレモネードを、もっと簡単に作りたい時に使うと便利なのが「レモンの蜂蜜漬け」
これを使って水を注ぐだけで、すぐにレモネードができますよ。
おすすめは「もへじ」から発売されているレモンの蜂蜜漬けです。
レモネードを作るのに便利な、もへじのレモンの蜂蜜漬けについて、詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
レモネードを飲む時に「マイストロー」を使うと何かと便利?
さまざまなアレンジ方法ができるレモネードですが、飲む際には「マイストロー」を使うとかなり便利です。
マイストローとは、ステンレスなどで作られている自分専用のストローのことで、プラスチック製のストローの代用になると今話題になっています。
レモネードを飲む際には、マドラー代わりに使って混ぜることも可能なのでおすすめです。
そんなマイストローの人気アイテムについて、詳しくはこちらの記事のほうでピックアップしています。
まとめ
「レモネード」は夏でも冬でも飲めばおいしくて、体への健康効果もバッチリな万能飲料です。
アレンジ方法も「カルピス」とミックスしたり、「はちみつ」を一緒に入れたりとさまざまな種類が楽しめます。
作り方も簡単な上に、甘さなど味も自分好みに調節可能です。
そのため、普段「レモンのあの酸っぱさが苦手だ」という方でも飲みやすいメリットがあります。
疲れを感じる時やちょっと一息ついてリラックスしたい時、レモネードを作って飲んでみてください。
さわやかなレモンの風味と味が、心と体の両方に癒しを与えてくれますよ。
そんなレモネードのまめ知識については、こちらの記事でご紹介しています。
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レモネードに使うと相性抜群のはちみつですが、かなり体にいい効能があるため太古より人類に愛用されてきました。
そんなはちみつの健康成分について、さらに詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。