出かけようと思っていた矢先に、雨が降ると気分が落ち込むことってありますよね?
買いものがあってショッピングに行こうと考えていた場合なんか、特にゆううつな気持ちになってしまいます。
そんな時はいっそのこと予定を変更して、自宅で楽しく過ごすのがおすすめですよ。
気分がふさぎがちな雨の日ですが、実はアロマオイルを使用するのにむいている天気なことをご存知ですか?
その理由と雨の日に使いたいアロマの種類について、本記事ではご紹介していきます。
雨の日にアロマの効果が高くなる理由とは?
普段の生活の中でもなにかと重宝することの多いアロマオイルですが、実は雨の日こそ使ってほしい癒しのグッズです。
その理由は大きくわけて2つあります。
気圧の低下による体調不良に効果的
晴れの日と違い、雨が降った日というのは「気圧の低下」が原因による体調不良を訴える方も少なくありません。
気圧の変化によって、体にどのような変化があるかは人それぞれ違いがあります。
雨による気圧の変化で起こる体調不良について、以下でまとめてみました。
雨の日に起こりやすい体調不良
- 体の重さやだるさ
- 頭痛
- 消化不良
- 集中力の低下(気力が落ちるなども)
- 腰痛の悪化(昔の傷跡が痛む場合もあります)
これらの症状は雨の日の、気圧の低下によって引き起こされるもののほんの一部分です。
最近では気候の変化によって起こる病気の名前として「気象病」または、「天気痛」などとも言われています。
アロマを使った「アロマテラピー」と聞くと、心の癒し作用を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか?
実はアロマオイルの中には「頭痛」や「消化不良」など、雨の日に起こる症状をやわらげる力がそなわっているものがあるのです。
雨の日は気分も沈みがちになることも多く、体内の巡りも滞ることも多いもの。
そんな雨の日でもアロマを使うことにより、気分を明るく変えてくれて、体の巡りも良くしてくれます。
これらの雨の日の不調に効果を発揮してくれるので、自宅でのアロマオイルの使用は特におすすめです。
雨の日はアロマの香りを楽しみやすい
雨の日は、空気中の湿度が晴れの日よりも高くなります。
このため室内でアロマを使うと、いつも以上に香りを楽しむことが可能です。
その理由は、空気の中にある水分を伝わって、アロマの香りが部屋全体にふんわり漂うことにあります。
特にアロマディフューザーなどの芳香器具を使うと、空気中の水分とアロマの香りが、さらによく混ざりあいますよ。
いつも以上に強く香りを感じることができるため、アロマをじっくり楽しむのに雨の日はおすすめなのです。
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雨の日におすすめなアロマの種類
アロマは雨の日に使うことで、いつもよりもっと香りを楽しむことができます。
雨の日は気分が落ち込んだり、気圧の低下で不調が起こりがちなので、これらの症状を治してくれるものをおすすめします。
以下の項目では、雨の日にピッタリのアロマの種類についてピックアップしてみました。
ラベンダーは抗菌効果がある
「ラベンダー」はアロマの王様的存在、と言ってもけして言いすぎでないほど高い知名度を誇るアロマです。
「頭痛」や「肩の凝り」など体の不調に対する効能だけでなく、精神をリラックスさせてくれる作用も持っています。
さらに抗菌効果も高いので、雨の湿度でジメジメした部屋の中で使用するにはまさにピッタリ。
また、ラベンダーには抗うつへの効果もあるので、気持ちがゆううつな時の使用もおすすめですよ。
ラベンダーのアロマを使う際の注意点
ラベンダーには真正ラベンダーとそうでないものがあります。
真正ラベンダー以外の種類は、妊娠中、授乳中、高齢者、乳幼児が使用するのを控えてください.
真正ラベンダーも低血圧の人は、眠気を引き起こす可能性があるので注意。
ペパーミントはやる気をアップさせてくれる
スーッとした清涼感を持つ「ペーパーミント」は、誰からも好かれる香りで嫌みがありません。
精神がイライラしている時にアロマとして使用することで、緊張を静め気分をリラックスさせてくれます。
雨が降ると、気力が落ち込むときってありますよね。
アロマオイルのペパーミントはそんな無気力になった心を、やる気に導くパワーを持っています。
片頭痛にも効くので、雨の日に頭痛が起きやすい人はぜひ1度使ってみてください。
ペパーミントを使う際の注意点
妊娠中、授乳中は使うのを控えるようにしてください。
ミントが持つ効果についてさらに詳しくは、爽やかな香りで癒される「ミント」おすすめの使い方と効能はどんなものがある?の記事でもご紹介しています。
シナモンは体を温める効果がある
「シナモン」と言えば、紅茶やお菓子の材料として使われているイメージが強いですよね?
実はアロマの種類としても活躍している万能な香辛料なんです。
雨の日は晴れの日と同じ気温にもかかわらず、体感温度をいつもより低めに感じるという方も多いのではないでしょうか?
そんな時、香りを嗅ぐことで体を温かくしてくれる効果のあるシナモンはピッタリです。
さらにシナモンには、気持ちを明るくさせてくれる作用もあります。
シナモンのアロマを使う際の注意点
妊娠中、授乳中の使用は控えるようにしてください。
ローズマリーは集中力を高めてくれる
シソ科の仲間である「ローズマリー」は、別名を「若返りのハーブ」と言われているアロマです。
その理由はローズマリーが血管を丈夫にするほかに、老化に効く抗酸化作用を持つことから来ています。
さらに集中力を高める効果や抗菌作用もそなえているので、昔から日常生活のなかで幅広く役立てられてきました。
甘くて苦さのあるなかに清涼感を感じる香りが特徴で、好き嫌いが分かれるアロマでもあります。
好きな人にとってはクセになる香りで、嗅ぐと元気が湧いてきます。
ローズマリーを使う際の注意点
妊娠中、授乳中、乳幼児は使用するのを控えるようにしてください
また、高齢者や高血圧の人は使用の注意が必要です。
オレンジスイートは部屋の空気をキレイにする
甘みの中に爽やかでフレッシュな香りが楽しめる「オレンジスイート」は、空気の清浄効果があります。
リラックス作用もとても高く、不安感や緊張をほぐしてくれるパワーがあるほかに、安眠を促してくれるアロマとしても有名です。
下痢や便秘の症状を治してくれる効果もあるので、胃腸の調子を整えたい人にもぴったりのアロマなんです。
またオレンジスイートには食欲を増進してくれる効果もあるので、食欲不振の時にもおすすめしたいアロマとなっています。
オレンジスイートを使う際の注意点
特にありません。
まとめ
雨の日は晴れの日とは違って、気分までどんよりと曇りがちです。
外出の予定があったりした時なんかは、つい心が落ち込んでしまいますよね。
ですがそんな時は、あえて雨の日を楽しむように工夫してみてはいかがでしょうか?
好きな本を読んだり、今までに撮りためていた番組を観たり、自宅でゆっくりと過ごせるのも雨の日のメリットです。
癒しの作用をプラスするアロマの香りを嗅ぐことで、さらなるリラックス効果を得られるため、雨の日に自宅で過ごす際には、ぜひ試してみてくださいね。
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雨の日に自宅でアロマオイルを楽しむのであれば、アロマディフューザーを使用するとさらに効果的です。
部屋で手軽にアロマを楽しめるアロマディフューザーの使い勝手のいい種類について、詳しくはこちらの記事でピックアップしています。