先日初めて「やまもとりえ」さんという漫画家兼イラストレーターをされている方の作品を読みました。
結論から言うと、すごくハマりました。
パッと見た感じ、作品の絵はやわらかい感じのタッチです。
しかし、内容は絵の内容と同様に、ただほっこりするだけではありません。
読んでいるとじ~んときたり、ほろりとさせられたり、深みのある作風だと感じました。
本記事では、そんな「やまもとりえ」さんの作品のなかでも、特におすすめしたい猫にまつわるものをピックアップしています。
ねこでよければ
私は初めに「やまもとりえ」さんを認知したのがこの漫画、「ねこでよければ」です。
悩みを抱えている主人公の女の子、そんな彼女の前に人間の言葉を話せる猫が現れます。
しかもこの猫、なぜか関西弁。
でもこの関西弁がクセになる!
見た目は確かにかわいい猫です。
そんな猫と女の子はひょんなことから人の悩みを聞く相談屋さんを始めることに。
2人のもとには、次から次へと相談者が訪れます。
夢に悩む人、家族関係で悩む人、仕事仲間とのことで悩む人。
悩みはそれぞれ違いますが、共通していることがあります。
それは、どれも読後感がほっこりしていいことです。
私もいろんな本を読んでいますが、この本は読み始めてから3日ほどで何度も読み返しています。
やまもとりえさんのかわいい絵も相まって、内容も良く、何度か読み返したくなるのです。
最近癒されてないな~
なんか忙しくてイラッとするなー
そんな人はぜひ1度読んでみてください。
短編集なのですが、どれかひとつはハッとさせられると思いますよ。
ちなみにキンドル版はフルカラーとなっています。
カラー版ではやまもとりえさんの優しい風合いの色合いが楽しめます。
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30歳女子、ネコを飼いはじめました。
前の項目でご紹介した「ねこでよければ」のプロトタイプのような作品が「30歳女子、ネコを飼いはじめました」です。
こちらは前の通り、30歳になり何かと悩みが出てきた女性が登場します。
そんな女性がある日、ペットショップで見つけた猫。
猫を自分自身に重ねた女性は、勢いもあって連れて帰ります。
するとビックリ、なんとこの猫話のできる猫だったというストーリーです。
この猫も「ねこでよければ」同様に関西弁なのもユニーク。
なんかこの猫の関西弁って読むとクセになるんですよ。
そして主人公の女性の悩みにアドバイスをするんですが、これがすごく腑に落ちるものばかり!
絵のかわいさに惑わされますが、内容はほっこりだけじゃありません。
かなり深くてうなずくものも多いです。
「ねこでよければ」と同じく、こちらも癒されたい人は1度読んでほしい作品となっています。
まとめ
「やまもとりえ」さんの作品は、独特のやわらかなタッチで描かれたイラストがかわいい作品が多いです。
しかし、実際に読んでみれば話の中身もすごく魅力的といえます。
ほっこりする癒し系の話もあれば、じ~んと来るもの、ハッとさせられる内容の話もあります。
やわらかい絵柄と内容の深みにハマる人が多いので、読んだ人からはかなり評判もいいんですよ。
「自分だけかな?」と感じる悩みのある人は、ぜひ読んでみてくださいね。
ほっこりする気持ちを味わえる以外にも、悩みに対する発見があるかもしれませんよ。
合わせて読みたい
本記事でピックアップしましたやまもとりえさんの作品は、ねこが人生を語るという珍しくも癒される名作です。
実はそんな動物が話をする作品は他にもあります。
なかでも特におすすめしたいのが「鳩見すた」さんの「アリクイのいんぼうシリーズ」です。
こちらも話をする動物がたくさん登場する癒し系のラノベシリーズとして大人気なんです!
そんな「鳩見すた」さんのおすすめ人気作について、詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ。