あなたは寝る時に、普段どんな寝間着を使っていますか?
いつも必ず決まった寝間着で寝ているという人もいれば、あまり気にしていないという人もいるのではないでしょうか。
実はこの「寝る時の服装」、私たちの睡眠の質を大きく左右するほど大事なことだったのです。
寝間着は「パジャマ」が断然おすすめ!その理由とは?
寝間着としておすすめするのは、ズバリ「パジャマ」です。
これにはいくつかの理由が存在しています。
最初に、人間が寝ているあいだに行う「寝返り」に大きな関係があります。
私たちは寝ているあいだに、最低でも2~3回ほど寝返りをうっています。
もしも寝返りの際に体の動きを制限してしまう服装をしていると、体が窮屈さを感じてしまってうまく寝返りをすることができません。
その結果、寝苦しさを感じたり目を覚ましてしまうこともあります。
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外から帰ってきたままの服装では熟睡できない
外から外出してかえってきた時、疲れているからとそのままベッドで寝てしまうことはありませんか?
睡眠の質のことを考えた場合、あまりこれはおすすめできません。
人にもよりますが外出時の洋服というのは、パジャマほどはゆったりしていないからです。
特にパーカーなどは、後ろについているフードの部分が寝ていて頭の下で邪魔になってしまうことがあります。
疲れている時こそ、しっかりと熟睡して疲れを回復するように心がけることが、なによりも大切です。
そのためにも、パジャマなどの寝間着は普段から積極的に活用するようにしましょう。
部屋着で寝ない方がいい理由は?
「部屋着はゆったりとした服が多いから、部屋着で寝てもいいんじゃないの?」
そう感じる方もいらっしゃると思います。
確かに、部屋着で寝ている人もたくさんいるのが現状です。
でも質のいい睡眠をとるという意味では、やはりパジャマを着て寝ることをおすすめします。
部屋着は寝る時専用に作られていないので、睡眠用には適していません。
さらに部屋着はパジャマほど汗の吸収力が高くないものが多く、ゆったりした着心地の面を考えてみてもやはりパジャマがいいです。
パジャマを着ると適度に寝返りできるので腰痛予防にもなる
このように睡眠の質を高くするために、寝る時に着る服はすごく重要です。
しかし、服装にこだわる理由はほかにもあります。
それは寝返りを行うことが「腰痛の予防」にも繋がっているからです。
寝返りをすることによって、人間はきゅうくつさを感じずに熟睡することができます。
さらに寝返りはこのほかにも、血行をよくする働きをもっているのです。
同じ体勢を取り続けていると、体内で血液の流れは悪くなってしまいます。
それが原因で体の一部に対して大きく負荷がかかってしまうのですが、就寝中に特に多いのは腰への負担の集中です。
朝起きてみると「腰が痛いな…」と感じたことはありませんか?
寝て疲れを回復させたはずなのに朝起きた時に腰痛になっていると、会社に行く前からストレスを感じてしまいますよね。
これらの腰痛を予防するためにも、寝る時には体の動きを自由にできる服で寝るのがおすすめです。
適度な寝返りをすることで体の巡りがよくなり、疲労の回復が促進されますよ。
朝起きた時に腰痛がひどい場合はマットレスが原因の場合がある?
腰痛予防の寝間着としておすすめなのは、ゆったりとしたパジャマです。
ですが中には「普段からパジャマで寝ているけれども、起きた時に腰痛がある…」という人もいるのではないでしょうか?
朝起きた時に腰痛がある人は、もしかすると寝ている時のマットレスが自分に合っていない場合もあります。
いつも朝起きた時の腰痛に悩んでいる人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
まとめ
寝る時の服装には、私たちの睡眠の質を高くしてくれるヒントが隠されています。
寝返りは無意識で行われていることですが、腰痛の予防や血行を良くして疲労の改善にも役立つ大切な行為なのです。
睡眠時には体の動きがスムーズになるように、普段から気を付けてみてください。
パジャマを着て寝ると汗をかいたときも、ゆったりとしていてべたつかず寝苦しくありません。
比較的夏の熱帯夜でも寝やすいので、暑がりの方にもピッタリですよ。