ストレスの多い現代において、夜になってもなかなか寝付くことができない「不眠症」で悩む人はたくさんいます。
今はまだ不眠症で悩んでいないという方の中にも、1度は不眠の症状を耳にして「自分も不眠症になると困るな…」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は不眠で悩んでいる方や、不眠症の予防を考えている方にもおすすめな睡眠時のコツがあったのです!
寝つけないことによってさらに寝むれないようになる?!
皆さんは夜寝る時、どんなタイミングで布団に入りますか?
「6時に起きるから11時には寝よう」といったふうに、明日の予定を考えて眠気を感じていなくとも布団に入っている方は多くいらっしゃると思います。
もちろんこの方法は自分にとって必要な睡眠時間を計算してしていることなので、その通りに寝ることができれば言うことありません。
しかしその日の調子によっては「今日はなかなか寝つきがよくないなあ」という思いをした方も多いのではないでしょうか?。
これが1日や2日程度ならば問題はありません。
ですが自律神経の乱れやストレスなどにより、神経が過敏になっていて「最近、なかなか布団に入っても寝付けない…」といった状態が多くなると不眠症の初期段階に入ってしまいます。
不眠が続くと次第に「なんで自分は眠れないのだろう?」という、不安な気持ちも生まれてしまいがちです。
その結果、今度はさらに体まで緊張してしまってますます寝付くことができない、という負のスパイラルに陥ってしまうことも少なくありません。
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布団に入るのは眠気を感じてからにしよう!
そこで、不眠症を予防のためにおすすめするのは「眠気を感じてから布団に入ること」です。
簡単なことですが、これが実はとても大切なんです。
人間は眠気が起きていない時間帯に、早めに布団に入ってもなかなかうまく寝付くことができないものです。
「布団に入っても寝れない」という記憶がそこで残ってしまうと、不眠症がひどくなる傾向にあるので注意しなくてはいけません。
また、このような寝つきがよくない経験を何度も積み重ねると不眠症を促すだけでなく、睡眠の質まで低下してしまいます。
これを防ぐためにも、布団に入るのはあくびがではじめるような眠気を感じてからにすることがとても大切なのです。
不眠症気味の人にもおすすめ!早めに就寝したい時におすすめの方法とは?
眠気が起きてから布団に入るのがいいと上記で書きましたが、なかにはそれができない場合もあるのではないでしょうか?
「そんなにあくびが出るまで待ってたら、睡眠時間が足りないよ」と、思われる方もいらっしゃると思います。
実は早めの就寝を取りたい日におすすめの、ある方法があるのです。
それはズバリ朝早起きをすることです。
人間は目が覚めてからおよそ15時間後に眠気がくると言われています。
不眠を予防するのに、この体のリズムを利用しない手はありません。
「明日は忙しいから、今日は早く寝るようにしなくては!」という時には、寝る時間から逆算してその日の朝早起きすればいいのです。
朝早起きすればだいたい15時間後には自然に眠気が来るので、夜布団に入ってもすぐに寝付くことができます。
そしてこれは不眠気味の方にもおすすめの方法なのです。
不眠気味になってしまうとなかなか1度早起きを試してみたくらいでは、効果がでないこともあります。
効果が得られない時には、体に無理のない程度に日を分けて何回か試してみてくださいね。
まとめ
不眠症を予防するためにも、眠気を感じることは大切なことです。
正しく熟睡できるようにするにも、眠気が来てからタイミングよく布団に入るように心がけてみてください。
心身のリズムに合う生活をしていると不眠症の予防にもなる上に、季節の変わり目でもちゃんと自分の体を管理することができますよ。