春めいてお花見の季節になると、なんだか気分も華やかになってきますよね。
毎年この季節には桜の開花予想などを熱心にみて、お花見の予定を立て始めるという方も多いのではないでしょうか?
そんな中、新しいタイプのお花見として「エア花見」というものが近年話題になっています。
お花見をする際のデメリットがないことから、エア花見の認知度は近年うなぎ登りなのです。
本記事ではエア花見のメリットと、必要なアイテムについて特集していきます。
エア花見って普通のお花見と何がどう違うの?
春になると行われるお花見とは一般的に、友人や家族それから会社の同僚と一緒に、桜の咲いている場所でお酒を飲んだりおいしいものを食べたりすることを言いますよね。
古来から日本人に親しまれてきたこのお花見というイベントに、今「エア花見」という新しい風が吹いているのです。
エア花見とは、屋外の公園などで楽しむ普通のお花見とちょっと違います。
屋内で桜の映像などをテレビやパソコンで観ながらお酒を飲んだり、ご飯を食べたりすることをエア花見と言うのです。
最初は「え~!有名な桜の名所とかで本物の桜を見ないの?」と思われるかもしれません。
しかし、エア花見は実際に体験してみると、意外にも多くのメリットが存在しているのです。
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エア花見のメリットにはどんなものがある?
あなたは今までにお花見をしていて「お花見をすると楽しいけれどもこれは困るな~」と思った経験はありませんか?
エア花見はそれらの「困った!」を一気に解決できる、すごく画期的なお花見なのです。
エア花見は気温差や天候に左右されない
エア花見のメリットとして、まず挙げられるのは気温差や天候に左右されないことです。
お花見が行われる季節は桜が咲いたと言えども、まだまだ寒暖の差が大きな時期です。
今日はぽかぽかとして汗ばむような陽気だから、花見に着ていく服はパーカーとかの軽装でいいかな~
なんて油断していると、夜になって夜桜を見ながらお花見をしていたら急に寒くなって風邪をひいてしまった、そんな話も多く聞かれます。
さらに、昔から「春に3日の晴れ間なし」という言葉があります。
春はかなり風が強い日や、雨の降る日も多いですよね。
友人たちと「○○日にお花見をしよう!」と約束していても、その日の天候不良が原因によってお花見ができなかった、なんて経験をした方も多いのではないでしょうか。
その一方で、エア花見は室内で行う花見なので、当然気温も安定しています。
さらに、天候にも左右されません。
たとえ外が雨降りの時でも、予定通りに花見を楽しめるメリットがあるのです。
エア花見ならばトイレに並ぶ必要がない
お花見で困ったことの1位と言っても過言ではないのが「トイレの問題」です。
ついつい楽しいお花見ではいつもよりもお酒を飲む量も増えてしまい、トイレに行く回数も多くなりますよね?
そのことを考え、最近ではお花見を行う時にはトイレの設置された公園などで行う人もいます。
公園ならばお花見の季節に、簡易式のトイレもたくさん設置されてるから安心できる!
そう思ってしまいがちなのですが、これは意外と盲点です。
なぜならば、実際に花見シーズンの公園でトイレに行ってみると「トイレが大行列で行けない!」ということが多々あるからです。
桜が満開の季節はちょっとしかありません。
そのため、いくら簡易式のトイレがたくさん設置されているからと言っても、お花見を行う日にちや曜日が他の人と重なることはよくあることです。
大勢が集中してしまい、お花見の名所である公園やトイレが混むことは、毎年のように耳にする春の風物詩のようになっています。
その一方で、エア花見は自宅や店舗を貸し切って行います。
そのため、公園でする花見のようにトイレが混雑することはありません。
室内で行うエア花見だからこそ、「トイレになかなか行けない!」と焦らなくてもすむというわけなのです。
エア花見を自宅で行えば思いっきりお酒が飲める
先ほどの項目で、お花見だとついついお酒が進む話について触れました。
しかし、お花見をする方の中にはそれとは反対に、帰り道のことを考えお酒を飲む量を控えてる方もいます。
その理由の多くは「車に乗って帰らないといけないからお酒を控える」などで、お花見の後を考えてあえて飲んでいないのです。
帰り道のことを考えれば、もちろんこれは賢明な判断と言えます。
でもその一方で、こんな意見もあるのです。
自分は車だからお酒を控えるけれども、後で誰かがむかえに来てくれるから好きなだけお酒を飲んでいる人がいてうらやましい…
特にお酒が好きな方にとっては、身近で好きなだけお酒を飲んでいる人を見ていることはかなりの我慢を必要とします。
自宅で行うエア花見の場合、お酒に酔ってしまって眠たい時や疲れた時でも、帰宅する必要がないのでとても楽です。
仮にお酒に酔ってすごく眠たくなっても、そのまま寝てしまっても大丈夫なんです。
このように、帰り道を考えてセーブせずに好きなだけお酒を飲むことができるのも、エア花見をおすすめする大きなメリットとなっています。
エア花見はゴミの持ち帰りが楽
お花見が終了した後、食べものの袋やビールの空き缶などを片付けて持って帰ることは必須の作業です。
しかし、お花見の会場のゴミ捨て場では、いつもかなりのゴミが捨てられているのをよく目にします。
ゴミ箱が満杯で捨てられずに困った…
ゴミが捨てられずに電車で持って帰って大変だった…
そんな話もお花見後ではよく聞くかれます。
楽しいお花見の後でこんな思いをすると、せっかくの気分が台無しですよね。
エア花見ならば自宅などで行うので、花見の後のゴミ捨ては普段家庭で出るゴミと同様の処理をすれば大丈夫です。
特に自宅の場合はお酒で眠くなってそのまま寝てしまっても、後で起きてからじっくりと片づけることができるというメリットもあります。
エア花見なら花粉症の人も症状を気にしないで花見が楽しめる
お花見で起こりうる、最大のデメリットと言ってもいいかもしれないのが「花粉の症状」です。
桜が見ごろをむかえる季節は、花粉の飛散量も多い時期と重なります。
花粉症の方は、お花見をしていると鼻水や目のかゆみで花見に集中できない経験のあることも多いのではないでしょうか?
「鼻水用のティッシュが途中で足りなくなって、お花見どころじゃなかった」
こんな話もあるくらいで、春に起こる花粉の症状は特にやっかいなものです。
このように花粉の症状で悩んでいる方にも、エア花見はおすすめします。
屋内で行うエア花見であれば、もちろん花粉を気にする必要がありません。
鼻水やくしゃみなどの花粉の症状を心配しないで、ゆっくりとお酒や料理を楽しむことができますよ。
エア花見を楽しむために必要なアイテム
普通のお花見と同じように、お酒や食べ物を必要とするエア花見ですが、独自の必須アイテムもいくつかあるのでご紹介します。
これがあるとよりエア花見を楽しめる!
そんな便利なアイテムについても、一緒にピックアップしてみました。
エア花見の必須アイテム~桜の映像~
従来のお花見と違って屋内で行うエア花見に必要なアイテム、それが「桜の映像」です。
ウェザーニュースお花見VR
天気予報でお馴染みのウェザーニュースが集めた桜の名所を、無料で手軽にVRで楽しめるサイトです。
東京や京都など、誰もが知っている有名な観光地は桜の名所でもあります。
ですが、花見の名所はどこも人が多いことも大きなデメリットです。
ウェザーニュースの映像であれば、これら日本でも有数の桜を、自宅にいながらでも観られるので特におすすめ!
テーマごとに桜のVRがあって、その映像数はなんと50以上!
ウェザーニュースならではの、厳選された桜の映像を自宅でじっくり楽しめますよ。
ウェザーニュースで配信されている桜の映像のテーマ一覧
- 人気名所TOP10
- 東京デート編
- 東京夜桜編
- 京都おいでやす編
- 日本三大桜編
- 東北南部・北陸編
- 東北北部・北海道編
- 孤高の一本桜編
桜が12時間で咲く「Magic桜」
テレビや雑誌などで、何度も紹介されたことのある「Magic桜」もエア花見におすすめのアイテムです。
紙でできた木に魔法の水をかけるだけで、12時間後に桜が満開になります。
普通なら自分では育てることのできないであろう、桜の開花を自宅で簡単に楽しめるすごいキットです。
Magic桜の公式サイト
桜の関連グッズ
多くのメリットがある「エア花見」ですが、屋内で行うことから弁当などを持参せずとも花見ができる手軽さがあります。
でもそれだと、あんまり花見って感じがしないな~。
そう感じる人におすすめしたいのが、桜をモチーフにしたグッズです。
桜をモチーフに作られたお菓子やお酒、さらに桜のアロマなど、春になるとさまざまな桜グッズが発売されます。
エア花見を自宅で開催するのであれば、これらの桜グッズをアクセントに使うことで、より花見感をアップさせることできますよ。
そんなエア花見を盛り上げてくれる桜の関連グッズについては、こちらの記事でご紹介しています。
まとめ
こんな風にエア花見は「屋内で行うお花見」という意外性だけでなく、多くのメリットも存在している画期的なイベントです。
普通のお花見にも魅力はたくさんありますが、そこにあるデメリットを解消してくれるのがエア花見の大きなポイントでもあります。
桜の季節に限らず年中行うことができるので、その人の好きな時に花見が楽しめるのもいいですね。
「今年はいつもとちょっと違ったお花見をしてみたいな」
そう思ったら、ぜひ1度エア花見を体験してみてはいかがでしょうか?
屋内でする花見はメリット満載で、実際に行うとすごく楽しいですよ。