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映画「男はつらいよ」の中でも、特におすすめな作品を3つピックアップ

男はつらいよ 15作目 寅次郎相合い傘 映画
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映画「男はつらいよ」は、今でも多くのファンがいる日本映画の傑作です。

そんな「男はつらいよ」ですが、第1作が公開されてから26年間の間に、48作品が公開されました。

有名な作品であるがゆえに、全部はムリでも何作品かは観たことがある人も多いのではないでしょうか?

しかし、作品数が多いため今まで「男はつらいよ」を観たことがない人ならば、「作品の中でも特に面白い巻を選んで観てみたい」と思う人もいるはず。

さらには「今まで観たことはあるけど、ファンの人はどの作品がおすすめなのかな?」と感じる人もいると思います。

そこで本記事では、「男はつらいよ」のファンである私が全48作品の中から、迷いに迷っておすすめの3作品をピックアップしてみました。

 

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第1作 男はつらいよ

あなたは最初に寅さんが柴又に帰ってきた経緯をしっていますか?

今までに何作か「男はつらいよ」を鑑賞したことがあっても、いざこんな風に聞かれるとわからない人もいるかもしれません。

実は寅さんは長い間故郷である柴又を離れていました。

そしてある日20年ぶりに、いきなり実家である「とらや」に帰ってくるのです。

その経緯を観られるのが、シリーズの第1作目である「男はつらいよ」なんです。

 

第1作の見どころは?

シリーズの中で寅さんの妹である「さくら」が結婚していることを知っている人は多いと思うのですが、そのさくらが結婚するいきさつも本作で観ることができます。

そして、寅さんと言えば「男はつらいよ」のヒロインであるマドンナの存在を欠かすことができません。

シリーズ1作目である今作でも、さっそく寅さんの恋は描かれています。

第1作は兄である寅さんと妹のさくら、この2人の恋模様を一緒に観られる貴重な巻でもあるのです。

 

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第15作 男はつらいよ 寅次郎相合い傘

実はこの15作目、シリーズの人気投票で1位にも選ばれたこともあり、ファンの間でも最高傑作とも言われる名作となっています。

さらにこの15作目、実はシリーズでも屈指の人気マドンナ「リリー」が登場する巻でもあります。

この「寅次郎相合い傘」ですが、シリーズの11作目である「寅次郎忘れな草」の続編にもあたるので、そちらも鑑賞するとさらに楽しめますよ。

 

第15作目の見どころは?

数ある「男はつらいよ」の作品でも、特にこの15作目がファンから愛される理由、それは語り始めると長くなるのですが、大きく言えば3つの名場面があるからです。

それがファンの間で有名になっている「メロン騒動」「相合傘」それから「寅のアリア」です。

まずメロン騒動ですが、これは名前の通りお土産にもらったメロンをきっかけに、とらやの人たちをはじめ寅さんとリリーがけんかになってしまう場面のことです。

まめ丸
まめ丸

このメロン騒動のセリフの掛け合いがほんとうにすごい!!

それから相合傘ですが、これは寅さんとリリーとの名場面のことで、今作の題名にもなっています。

こちらの場面も鑑賞の価値特大です!

それから寅のアリアですが、これは寅さんがリリーへの思いをとらやの人たちの前で語り始める名場面です。

これもほんとうにすばらしいの一言!

まめ丸
まめ丸

長年のファンとしては、他の作品ももちろん観てほしいですが、1番観てほしいのがこの15作目!というくらいの名作なんです。

 

第46作目 男はつらいよ 寅次郎の縁談

シリーズの後編にあたる第46作目ですが、今作もすばらしい傑作だと思っています。

あらすじは作品冒頭で、寅さんにとって甥っ子である満男が就職活動に疲れ、家出をしてしまいます。

どこにいるのか心配するとらやの人たちのもとへ寅さんが帰ってくるのですが、ちょうどどこに満男から届いた手紙を見て、現在は香川県のある島にいることが判明。

そしてフーテンの身である寅さんが、香川まで言って満男を連れ戻しに行くところから話が始まるのです。

この作品では、寅さんと満男の恋が一緒に進行していくといったパターンとなっています。

 

第46作目の見どころは?

今作の見どころなのですが、まず私がこの映画を観ていて目を奪われたのが、瀬戸内に浮かぶ小さな島の美しい景色です。

作品の舞台が香川県にある「琴島」という場所なのですが、豊かな島ならではの美しい風景を思いっきり楽しむことができる映画となっています。

まめ丸
まめ丸

男はつらいよは作中に登場する美しい日本の風景も見どころのひとつなんですよ。

それから46作目を観ていて感動するのが、寅さんの不器用な優しさがわかる後半の場面です。

寅さんは他の巻を観ているときでも「寅さんって優しいな…」としみじみ思うことってよくあります。

今作ではその優しさがあとでわかってマドンナが涙するシーンがあるのですが、この場面がほんとに感動します。

マドンナと同様に、観ている人の心にもじ~んとする名場面になっていますよ。

 

まとめ

「男はつらいよ」は全部で48作品もある日本映画の金字塔です。

これだけたくさんの作品数が作られたのも、いかにこの映画が人々から人気があったかの証でもあります。

ファンとしては、本当は全作品を観てほしいところですが、本記事では選びに選んで3作品にピックアップしてみました。

「何か面白い映画がないかな?」

「休みの日に癒されたり感動したりしてみたい!」

そんな風に思っているあなたのお供に、ぜひ寅さんの活躍をおすすめします。

 

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1969年に第1作目が公開された「男はつらいよ」ですが、実は今若い年代にもファンの人が広がっていることをご存知ですか?

この話をすると「昔の映画なのになんで?」と言う人もいます。

一体なぜ、寅さんは今の若年層にも支持されているのでしょうか?

その秘密について、こちらの記事で詳しく調べてみました。

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