「休日、好きな飲み物といっしょにポテチやポップコーンを片手に映画を観る」
これは普段仕事で忙しくしている人にとって、最高の贅沢と言ってもいい過ごしかたではないでしょうか?
飲み物やおつまみにもこだわりが必要ですが、その時どんな映画を選ぶかもすごく大事ばポイントだと思います。
そこで今回は、休日をさらに楽しめるように「観ると幸せな気持ちにさせてくれるおすすめの洋画を3つ」選んでみました!
潮風のいたずら
「潮風のいたずら」は男やもめのシングルファーザーと富豪の夫人が、お互いに真実の愛を見つけるラブコメディーです。
潮風のいたずらのあらすじ
自家用のクルーザーで旅行を楽しんでいた「ジョアナ」は、地元の大工である「ディーン」に船内で使う靴箱を作るように依頼します。
しかし、ディーンが懸命に作った家具を「気に入らない」と言ったばかりか料金も払おうとしない高慢なジョアナは、口論の末にディーンを海へと突き落とすのです。
そんなことがあった後日、今度はジョアナ自身が風の強い夜の海に転落し、記憶喪失になってしまうのです。
記憶喪失の人としてテレビニュースで取り上げられたジョアナを見たディーンは、ある策を考えつきジョアナが収容された病院に向かいます。
払ってもらえなかった賃金とうっぷんをはらすため、ジョアナを自分の妻だと偽って彼女の身元を引き取るのです。
ジョアナを自分の妻だと信じ込ませ、彼女に家事や子供の世話を押し付けるディーン。
そして2人は子供たちと共に、偽りの夫婦として生活を始めるのですが…。
ロマンチックで笑えるラブコメディ映画
はじめて観た時「なんてロマンチックで笑えるラブコメディなんだ!」と思った記憶が今でも忘れられません。
最初ジョアナがかなり高慢で嫌な感じの女性に感じました。
ですがディーンや彼の子供たちと生活していくうちに、だんだんとステキな女性に変化していく様子が観ている人の心をひきつけます。
その一方ではじめはただ単にお金を払ってもらえなかったうっぷんを晴らすために、ジョアナを家政婦代わりにしていたディーンの心の変化も丁寧に描かれているのがニクイ演出です!
徐々に互いの心を通わせていくさまは、まさにラブコメディの鉄板です。
また、ジョアナのはちゃめちゃな料理シーンなど、爆笑できるコメディ要素もたっぷり含まれてあるのがさらにこの映画の良さを倍増させています。
ドキドキとワクワクとロマンスが全て楽しめるおすすめの洋画、それが「潮風のいたずら」です。
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星の王子ニューヨークへ行く
シリアスな役柄もコミカルな役柄も似合う名俳優「エディ・マーフィ」主演のコメディー映画、それが「星の王子ニューヨークへ行く」です。
星の王子ニューヨークへ行くのあらすじ
アフリカの王国ザムンダで王位継承権を持つ王子「アキ―ム」は21歳の誕生日を迎えました。
そこで父親である国王から勝手に花嫁を決められてしまいます。
普段の生活でも自分では何も決断をさせてもらえないばかりか、王子である自分の言うことを素直に聞きすぎる花嫁候補に不満を持ったアキ―ム。
決意をした彼は国王に「自分の伴侶は自分で探し出す」と申し出るのです。
アキ―ムの申し出を「結婚前に遊びたい」と言ったのだと受け取った国王はそれを快諾します。
二人のボタンのかけ違いはそのままですが、何はともあれアキ―ムはニューヨークへ花嫁探しに向かうのです。
王族であることを隠しながら生活していたアキ―ムは、ある日慈善イベントで出会った女性「リサ」に恋をします。
何とかして彼女と親しくなりたいアキ―ムは、アフリカから来ている留学生と身分を偽ってリサの父親が経営しているハンバーガ店で働き始めるのです。
心のキレイなアキ―ムと親しくなるにつれ、リサのほうもアキ―ムに惹かれていくのですが…。
華やかで夢のあるラブコメディ映画
まず映画の最初に登場する、アキ―ムたち王族の人々の生活風景にはビックリさせられます。
国王が歩くたびに周りの侍女たちが花びらを王の足元に撒いたり、アキ―ムの入浴する浴室の広さがとんでもなかったりと、華やかで夢のある映画となっています。
そしてそんな生活をしていて不自由がないであろうにも関わらず、誠実なアキ―ムに対して視聴者も思わず感情移入してしまうのです。
ハンバーガーショップに不審者が押し入った時でも、得意の武術で撃退するアキ―ムは店の優秀な店員となり、徐々にリサとも心を通わせていきます。
ある日、父親である国王がニューヨークにやってきて、上手くいきかけたアキ―ムの恋を邪魔してしまいます。
ですが、その後のアキ―ムの行動はラブコメディの好きな人ならば観ていてじ~んと胸が熱くなりますよ。
特にラストシーンは「これぞハッピーエンド!」という感じがして個人的にはすごく好みです。
観賞後にすごく幸せな気持ちにさせてくれる作品です。
野生のエルザ
「野生のエルザ」は、アフリカを舞台とした人間と野生のライオンとの交流を題材にした洋画で、なんと実話です。
野生のエルザのあらすじ
1950年代のケニアで狩猟の監視官をしていた「ジョージ」はある日のこと、人に危害を加えたというメスライオンを仕留めます。
そのメスライオンには3匹の小さな子供のライオンがいたため、妻のいる家にいったんは連れて帰るのです。
そこで妻の「ジョイ」は3匹の母親代わりとなり、今までに例のないライオンの人工保育を始めるのでした。
順調にすくすくと育った子ライオンたちですが、狩りができないため自然の中では生活していけません。
そこで2匹のライオンをオランダの動物園へと送るジョイだったのですが、1番小さな「エルザ」というライオンだけは手放すことができませんでした。
やがて大人のライオンに成長したエルザ、それでも母親代わりのジョイには実の子供のようになついています。
しかし2人はある懸念がありまた。
夫であるジョージのイギリスへの帰国の日が近づいていたのです。
「エルザは動物園で暮らすべきだ」と諭すジョージに対して、自然の中で生きてほしいと願うジョイはある決意を語ります。
「エルザを野生の中に返すために、訓練をする」と言うのです。
説得されたジョージは妻とエルザのために帰国の猶予期間をもらいます。
ですが、人間がライオンに訓練で借りを教えるという、前代未聞の試みはなかなかうまくいきません。
徐々に帰国の日は近づいていき…。
実際に合った種族を超えた絆に感動する映画
野生のエルザの魅力は、何といってもこの話が実話であるということです。
百獣の王とも言われるライオンは、テレビで観ても迫力がある生き物です。
それだけに動物園などで人間になれているのならばまだしも、自然界にいる野生のライオンだとなかなか人間には懐かないイメージがあります。
そんなライオンであるエルザが母親代わりになったジョイに対しては、まるで子供のように甘えるシーンは観ていてすごく感動できる名場面です。
さらにこの話がすごいと思うのは、種族を超えた絆がエルザが大人のライオンになってからも続いていることです。
大人になってからもジョイに対して心を許すエルザと、そんなエルザを大切に思うがゆえに自然の元に返してあげたいと思うジョイ。
まるで本当の親子のような親愛関係のある2人の絆はどうなるのか?
動物が好きな人もそうでない人でも、ぜひ1度は観てほしい感動の名作です。
まとめ
今回ご紹介しました「洋画のおすすめ3作品」は、どれも鑑賞後に観た人を幸せな気持ちにさせてくれる名作ばかりです。
実話をもとにしている感動ものの作品や、夢とロマンスに溢れるラブコメディなど、映画を観ると感じる幸せな要素がたくさんちりばめられています。
休日にいい映画を観ることで、ストレスを解消できる以外にも、日ごろ疲れた心を豊かにしてくれます。
何の映画を観ようか悩んでいる時、今回ご紹介した3作品はどれを鑑賞しても幸福感が得られるおすすめの名作ですよ。