水族館と言えば、みなさんどんな生き物を思い浮かべますか?
「イルカ」や「ラッコ」それから「ペンギン」など、人気の海の生物を思い描くかたがおおいのではないでしょうか。
じつは最近、これらの人気者に負けないほどブームが来ている生き物がいます。
それは水中を漂って生活している、「クラゲ」です。
このクラゲに注目した水族館が山形県にあるのですが、すごく人気があるということで、今回調査してみました!
山形にあるクラゲで人気の水族館ってどんなところ?
クラゲで人気の水族館として名高いのは、山形県にある「鶴岡市立加茂水族館」です。
今でこそ全国的に有名になった加茂水族館ですが、一時は入館者数が激減したこともあって閉館寸前の危機がありました。
そんなとき水族館の中でもあまりスポットのあたっていなかった「クラゲ」に着目して特に展示に力を入れてみたところ、みるみるうちに入館者数が増加していったそうです。
さらに、今では「世界一のクラゲ水族館」とまで言われています。
クラゲと言えば最近では「観ていてリラックスできる」と評判ですが、もともと需要が高くないことや、漁などで魚よりも網にたくさんかかることで邪魔者扱いされていました。
しかし加茂水族館では、このようにけっして人気が高くなかったクラゲをあえてメインにすることで奇跡の大復活を遂げたのです。
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加茂水族館のクラゲ展示の見どころ
「世界一のクラゲ水族館」である加茂水族館では、なんと常時50種類以上ものクラゲが展示されています。
「クラネタリウム」という名前で人気のクラゲまみれの水槽は来館者から人気の展示で、クラゲの不思議や魅力がたっぷりと学べます。
また、時間ごとに「クラゲの餌やり」ショーが行われており、こちらも連日大盛況のイベントになっています。
そんななかでも加茂水族館の1番の目玉である「クラゲの大水槽」は、これを目当てに訪れる人がいるほど見事なもので、まさに圧巻そのものです。
じっくりとクラゲを観たいというかたのために、大水槽の前では座って観ることのできるスペースも作ってあるのがうれしいポイント。
大きな水槽をゆったりと泳いでいるクラゲたちを眺めていると、心がすごく癒されますよ。
クラゲだけじゃない?!最近ではアザラシの赤ちゃんも生まれて人気!
主にクラゲで人気の水族館として知られている加茂水族館ですが、実は最近ではアザラシでも注目されています。
大きなプールを気ままにのんびりと泳ぐアザラシたちの姿を見ていると、日ごろの忙しさも思わず忘れさせてくれる、加茂水族館の人気アニマルです。
アザラシプールのそばには軽食も販売されているので、軽く食べながらアザラシたちを観察できるのも魅力です。
さらに加茂水族館では2018年の春に、アザラシたちに新たな仲間が誕生しました。
それにともない全国から名前を募集したところ、世界で活躍している「大谷翔平」選手のようにいろんな人から愛されてほしいという思いにあやかって、「しょうへい」くんという名前がつけられました。
テレビでは命名の模様が放送されるなど、いますごく注目が集まっている「しょうへい」くん効果で、加茂水族館の知名度はますます高まっています。
加茂水族館は屋上でも楽しめる!
このように、楽しい展示がたくさんある加茂水族館ですが、実は屋上でも面白いイベントが開催されています。
それが「ウミネコの餌やり」です。
加茂水族館は日本海のすぐそばにある水族館なので、周辺にはウミネコがおおく生息しています。
飼育員さんが合図をするとすぐにウミネコたちがやってきて、小魚をキャッチするのです。
ウミネコに餌をあげるところなんて、普段ではなかなか観れないですよね。
飼育員さんとウミネコとの連携プレーがすごいので、加茂水族館に訪れたときにぜひ1度は観てみてください!
さらに、屋上では目の前に広がる壮大な日本海を一望することができます。
売店で購入した食べ物などを屋上に持ってきて食べることも可能なので、いい景色と潮風をあびながら食事をするのにもピッタリのスポットです。
加茂水族館で購入できるおすすめのお土産
海の生き物たちの展示やショーたっぷりを満喫したあとは、記念にお土産を買って帰りましょう。
加茂水族館では「世界一のクラゲ水族館」の名にふさわしく、クラゲにちなんだお土産も多数販売されています。
ここではそのなかから、特におすすめの品についてご紹介!
クラゲこんにゃく 800円
山形県の名物である「玉こんにゃく」をヒントに作られた「クラゲこんにゃく」は、その名の通りクラゲの形をしているすごく珍しいお土産です。
見た目のかわいさから来館者に人気があります。
味はイカがいっしょに入っている「しょうゆ味」と、田楽味噌がついている「昆布だし味」の2つがあります。
クラゲ入りようかん 550円
ようかんのなかにクラゲが入っているという、ほかではお目にかかれない斬新なお菓子です。
ようかんの食感とクラゲのこりこりとした食感がなんとも不思議なあじわいで、人気のお土産です。
クラゲラーメン 4食入り 1300円 2食入り 650円
加茂水族館内にあるレストラン「沖海月」でも食べられる「クラゲラーメン」が自宅でも手軽に楽しめるお土産となっています。
あっさりとしたトビウオのスープと、歯ごたえのあるクラゲを練り込んだ麺が自慢のラーメンです。
のど越しのいいクラゲ入り麺は、スープとの相性がすごく良いので食べやすくておいしいですよ。
鶴岡市立加茂水族館〒997-1206 山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
TEL 0235-33-3036(営業時間内)
年中無休 9時~17時まで 入館は16時半までです。
入館料 大人1000円 小中学生500円 幼児無料
公式HP https://kamo-kurage.jp/
まとめ
加茂水族館は今や世界的にも知名度があり、クラゲに特化した水族館として大人気です。
普通の水族館のクラゲの展示とはひと味違い、かわいいクラゲやあまり観たことのない品種などたくさんの個性的な展示があって楽しいです。
「ゆったりと泳ぐ姿が観ていて癒される」と、近年人気が高まっているクラゲがこれでもか!というくらい観られるので、クラゲ好きのかた以外にストレスを感じている人にもピッタリなスポットです。
大きな水槽を自由に泳ぐクラゲたちのすがたを観て、のんびり気分をあじわっちゃいましょう。