おつまみにおいしい「アーモンド」は、小腹が減ったときに軽く食べてもおいしいナッツ類の代表格です。
そんなアーモンドですが、実は最近「ダイエット中のおやつとしても効果的」と、さらに知名度が高まっていることをご存知でしょうか?
小さな木の実でありながら、意外と栄養が豊富な食品として知られているアーモンドの秘密についてご紹介していきます。
アーモンドの中には5つの栄養素が含まれている
アーモンドに限らず、ナッツ類には実が小さくても発芽する際に必要な成分が備わってます。
そのため他の食材に比べても栄養価の高いものが多いことが、ナッツ類の特徴として挙げられます。
さらに、数あるナッツの中でも特に人気が高いアーモンドの中には、なんと5種類もの栄養素が入っているんです。
ビタミンE
「ビタミンE」には、女性に嬉しい「アンチエイジング作用」があります。
全身の細胞の老化を防いでくれる力を持つビタミンEは、別名「若返りのビタミン」と言われているほど。
ビタミンEの配合量ですが実はアーモンドに特に多く含まれており、数あるナッツの中でも群をぬいています。
食物繊維
便秘の改善にも効果があることで有名な「食物繊維」
実は便通がよくなる他にも、ダイエットにうれしい満腹感が得られることも大きなポイントです。
一般的に食物繊維と聞くと、キャベツなどの葉物野菜に多く含まれることで知られています。
そんな栄養素が、葉物野菜とは似つかないアーモンドにも豊富に含まれているなんて不思議ですよね。
食物繊維は便通の改善と満腹感以外にもデトックス効果も持っている栄養素で、余分な脂肪分の排出も促してくれる力があります。
ミネラル
栄養豊富なアーモンドですが、私たち人間にとって必要不可欠な栄養素である「ミネラル類」もたくさん含まれています。
「カリウム」や「カルシウム」などの有名なミネラル分が、アーモンド内にはたくさん入っているのです。
これらのミネラル成分には代謝を活発にする働きがあるので、こちらもダイエット中の方にはぜひおすすめしたい栄養素となっています。
オレイン酸
ちまたで健康の話になるとよく話題にのぼる「悪玉コレステロール」ですが、これを抑制してくれる作用を持っているのが「オレイン酸」です。
オレイン酸には「善玉コレステロール」のパワーを保ちながら、体の細胞の酸化を防ぐというまさに一粒で二度おいしい体への健康作用があります。
しかもオレイン酸はヘルシーな脂肪酸としても有名で、こちらもダイエットにピッタリの栄養素となっています。
フラボノイド
先ほど上記で「ビタミンE」には抗酸化作用があるとご紹介しましたが、実はこの「フラボノイド」にも抗酸化作用が期待できることが近年の研究でわかってきました。
アーモンドの実の中でも、周りを覆っている「種皮」の部分に特にフラボノイドが多く含まれています。
あの薄い皮の部分にまで栄養が詰まっているだなんて、本当にアーモンドってすごいナッツですよね。
手軽にアーモンドの栄養を取りたいならば「カルディのオリジナルナッツ」もおすすめ
手軽にアーモンドを食べるのならば、こちらの記事でご紹介しているアーモンドのパックもおすすめです。
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アーモンドのダイエット効果を高める食べ方とは?
このように栄養豊富なアーモンドですが、さらにダイエット効果を追加するためにおすすめの食べ方があります。
それはお腹が空いた時に、おやつとしてアーモンドを食べる方法です。
小腹が空いたと感じると、ついつい無意識的に甘~いお菓子に手を伸ばしてしまうことってありませんか?
「お菓子の間食が理由で体重が増えてしまった!」
そんな経験は、誰でも1度は思い当たるのではないでしょうか。
甘さが強いお菓子を食べると、体内では血糖値が急上昇してしまいます。
その結果として体には、脂肪分がついてしまうのです。
一方でアーモンドは血糖値の上がり方が緩やかなために、食べても体に脂肪分がつきにくいようになっています。
アーモンドを食べる量の目安としては、1日に20~25粒くらいがちょうどいいです。
まとめ
アーモンドはナッツ類の中でも栄養素が豊富に含まれているため、ダイエット中のおやつとしてはピッタリな食べ物です。
これほど栄養価の高いアーモンドですが、ダイエットになるからといって食事と置き換えて食べてしまっては栄養価が偏ってしまいます。
栄養をしっかりと摂るためにも、小腹がすいた時のおやつや間食としてアーモンドを食べるようにしてくださいね。
ナッツ特有の噛みごたえがある食感によってお腹を適度に満たすことができるので、ダイエットにも効果がありますよ。