生きているとイヤな気分になったり、元気が湧かない時ってありますよね?
上司に注意を受けたり会社の同僚との会話や仕事、さらにプライベートでもなにかとストレスは多く感じてしまうものです。
そんな時におすすめしたいマンガが「サムライカアサン プラス」です。
いったいどんな作品なのかについて、詳しく特集していきます。
ホームコメディの傑作マンガ
「サムライカアサン プラス」は、女性マンガ雑誌で連載されていた「サムライカアサン」という作品の続編にあたります。
映画化が決定された人気作「トラさん」を描かれている「板羽皆」さんが作者で、ホームコメディの傑作だと思っています。
どこにでもいる大阪のオカンである「伊佐木よい子」が家族や周りの人たちを支えたり、時に支えられながら物語は進んでいきます。
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月日がたっても変わらないオカンの愛情に感動
舞台は前作の「サムライカアサン」から数年後がたち、よい子の息子である「たけし」が結婚して子供が生まれているところから始まります。
二世帯家族である伊佐木家で、息子家族とともに夫である「ジョージ」(通称「パパ」)と暮らしているオカンはいつもパワフルです。
昔と変わらずに近所の不良を追いかけて説教したり、引っ越してきた近所の奥さんと仲良くしたり、忙しい毎日を過ごしています。
前作との大きな違いはやはり、息子であるたけしが、恋人だった「こずえ」ちゃんと結婚したことと、孫である「宝」の誕生だと思います。
ますますにぎやかになった伊佐木家ですが、前と変わらず家族や周りの人たちに深い愛情を注ぐオカンの姿には、読むたびにいつも感動させられます。
時には世相を反映した話も
一見すると「サムライカアサン プラス」は人情味あふれる作品のように、すべての登場人物がいい人のように思えるマンガです。
しかし、話の中には「子供の虐待」や「引きこもり」など、まさに今の時代の世相を反映したテーマを扱っている回もあるのです。
優しいオカンはそんな時いつも助けの手を差し伸べるのですが、毎回それが上手くいくとは限りません。
それでも読んでいて心がホッとできるのは、オカンの持つ温かさのおかげだと思います。
たとえイヤなテーマでも、読者が読んでイヤな気分にならずに考えさせられる。
そんなところも「サムライカアサン」というマンガの魅力の1つです。
「サムライカアサン プラス」はどんな人におすすめ?
人情がたっぷりつまったマンガである「サムライカアサン プラス」は多くに人に知ってほしい隠れた名作だと思っています。
できるだけたくさんの人に読んでほしいな~と感じているのですが、その中でも「特にこんな人に読んでいただきたい」というパターンについて描いてみました!
サムライカアサン プラスをおすすめしたいのはこんな人
- 会社でイヤなことがあって、気もちがへこんでいる人
- 友だちや家族とけんかしてしまった人
- なんだか毎日楽しくなくてつまらないと感じている人
- マンガから元気をもらいたい人
- とにかく人情ものの作品が好きな人
これらにあてはまった人ならば、ほぼ間違いなく「サムライカアサン プラス」を読むと元気になれます。
「サムライカアサン プラス」は全部で4巻ということもあって、読みやすいのでちょっと気分転換にマンガを読みたい時にもおすすめですよ。
笑いたい時、自分を励ましたい時はぜひ読んでみてください。
前作の「サムライカアサン」に興味のある方はこちらもおすすめです。
まとめ
「サムライカアサン プラス」が登場した時、「オカンの話がまた読めるのか!」と思ったことを今も覚えてます。
それは「サムライカアサン」の話の良さももちろんあるのですが、なんだかんだ言いながらアットホームな雰囲気のあるほんわかした伊佐木家の面々が、いいキャラクターであることも大きな理由の1つだからです。
元気がほしいな、ストレスで疲労を感じるな、そんな時には「サムライカアサン プラス」がピッタリです。
人情と元気が出る癒しのストーリーを、読書で味わってくださいね。