あなたは車を運転していて、知らず知らずのうちに疲労感を覚えたことはありませんか?
渋滞で車が混在している道。
長時間の運転。
車に乗っていると、このように何かと疲れを感じてしまうことはよくあるものです。
そこで本記事では、車の運転時に起きるさまざまな悩みに効果的なアロマの種類について、特集してみました。
レモングラスは血行不良による足の疲れを癒す
柑橘系の香りで人気の「レモングラス」は、料理の香りづけやハーブティーとしてもよく使われることの多いアロマです。
気分をリフレッシュさせてくれる作用を持っていることから、アロマを嗅いだ後で、再度車の運転に集中できる効果が期待できます。
また、レモングラスは溜まった脚の疲労にも効能を発揮してくれるアロマです。
長時間車に座っていると、血行不良から脚の疲れを感じることってありますよね?
そんな時こそレモングラスの出番です!
香りを嗅ぐことで気分転換もできるうえに、脚の疲れまで取ってくれるレモングラスはまさに一石二鳥の役割があるアロマ。
レモングラスは虫が嫌う香りとしても知られており、虫よけの効果も期待できます。
窓を開けていて、車中に虫が迷い込んで来ることってありますよね?
そんなときにレモングラスを使用することで、虫をよせつけないようにすることが可能です。
スポンサーリンク
タイムは長時間の運転で乱れた集中力を復活させる
太古より人々に愛用されてきたアロマの1つである「タイム」には、集中力を上げる働きがあります。
長い間運転をしていると、人間はどうしても集中力が途切れがちになってしまいます。
そんな時には少しの間休憩を取って、タイムの香りを嗅いでみましょう。
タイムは甘さの中にも少しの辛みが感じられる香りなので、気持ちをシャキッと整えてくれますよ。
さらに、心身の疲労を回復する効果も持っているので、車の運転時以外でもタイムを活用してみてください。
これらの車の運転時に役立つ効果のほかにも、アロマの中でも特に強い抗菌作用があることでタイムは人気があります。
そのため、風邪やインフルエンザの予防の季節には、特に用いられることの多い心強いアロマです。
タイムはレモングラスと同様に、料理の香りづけ用ハーブとしても活躍している植物で、食べた時に料理の風味が良くなることでも知られています。
ミントは乗り物酔いを治してくれる
スーッとする香りの「ミント」は別名「ハッカ」の愛称でも有名で、キャンデーなどのお菓子にもよく配合されている植物です。
日本でも昔からなじみが深く、老若男女から好まれているアロマの種類としても知られています。
そんなミントには乗り物酔いを治してくれる効果があります。
よく車で急なカーブが多い山道などを走っていると、車に酔ってしまうことってありますよね?
車酔いを起こした時には、ミントの香りを嗅ぐことで気分をスッキリと元に戻してくれます。
さらに、あの特有の清涼感のある香りには、ストレスを感じている心を癒す効能までそなわっているというから驚きです。
運転をしているとどうしても緊張感が伴いますし、渋滞や急な割り込みなどでイライラすることも多いですよね。
積極的にミントを活用することで、車の運転時に起こるトラブルを事前に予防できます。
ミントの持つ効能について、さらに詳しくはこちらの記事も参考になります。
ラベンダーは運転によるストレスを癒してくれる
「ラベンダー」は、アロマの中のアロマと言っても過言ではないハーブです。
古来より薬として使用されてきた歴史があり、乗り物酔いに効果があります。
ストレス解消に効果的てきめん、おすすめの癒し系アロマ5選!という記事でもご紹介しましたが、ラベンダーはアロマの中でも癒しの効果が高いことで有名です。
車の運転を長い時間続けると、ストレスでイライラする時ってありませんか?
実はラベンダーには精神をリラックスさせる効果があるほかにも、不安感や緊張感をやわらげてくれる力も持っています。
長時間運転で疲れている時には、ぜひ活用してみてください。
乱れやすい自律神経を正常にしてくれる作用もあるので、ラベンダーは普段使いでもおすすめしたいアロマの1つです。
ローマンカモミールは運転によって高まった気持ちを静めてくれる
「ローマンカモミール」は、リンゴのように甘みのある爽やかな香りが心身を癒してくれるアロマです。
精神を安定させてくれる効果があり、高まった気持ちを落ち着かせて鎮めてくれる作用を持っています。
神経が過度に過敏になることの多い車の運転時には、バツグンの効果があるアロマと言えるでしょう。
乗り物酔いにも効果があるので、車に酔って吐き気がある時にもおすすめです。
またローマンカモミールは薬草の一種として、昔から使用されてきた長い歴史を持ちます。
吐き気だけでなく、下痢などの消化器系の不調に対しても効果があることので、万能薬的な働きをしてくれるアロマです。
それからあまり知られていませんが、ローマンカモミールは時差ボケなどにも効果があります。
海外での出張や旅行の時に持っていけば、何かと重宝するアロマです。
運転時にアロマを使う方法についてのポイント!
車中でアロマを使う際には、1つ注意しなくてはいけないポイントがあります。
それは電源の有無と広さの関係で、車内では自宅の部屋で使用するようなアロマの芳香器を使うことができないことです。
そのため、車内では、以前外出先でアロマオイルを楽しみたいときにおすすめの3つの方法とはという記事でご紹介した「アロマクリップ」や「アロマブリーズ」を使うと便利です。
複数人で車に乗っている場合ならば渋滞で疲労を感じた時、助手席や後部座席の人にアロマを使って香りを車中にただよわせてもらう方法もあります。
でも1人で運転している場合には、この方法を使うことができません。
1人で運転している時は休憩の意味もかねて、車をしっかりと駐車してからアロマを使うようにしてくださいね。
たとえ駐車せずにアロマが使用可能な場合にも、長時間の運転は本人が感じている以上に体への負担が大きいものです。
運転中でもせめて、2時間に1度は車を駐車して休憩を取るように心がけましょう。
アロマは運転中に嗅いでも効果がありますが、休憩を取ってから使用するほうがより効果を実感できますよ。
まとめ
車を運転するという行為は、私たち人間にとってかなりストレスのかかるものです。
急な割り込みをされてイライラ感を感じたり長い渋滞で疲労感を覚えるほかにも、車に長い間乗っていることが原因で乗り物酔いになったりと、意外に多くの症状が身体に現れがちです。
アロマは香りを嗅ぐだけで効果を発揮してくれるため、普段から出かける時に用意しておくと何かと重宝です。
長時間運転をする際や、乗り物酔いをしやすいという方はぜひ参考にしてくみてださいね。