ここ最近スマホの急速な普及によって、日常的に疲れ目を感じる人の割合が増えてきています。
仕事で使用する以外にも、音楽を聴いたりニュースを見たりと、スマホはあらゆるシーンで大活躍しています。
手放すことのできないアイテムとなっている現代だからこそ、スマホが原因によって視力がおちる「スマホ老眼」という疾患が徐々に広がりつつあるのです。
今回はそんなスマホが理由による疲れ目や、スマホ老眼を防ぐために有効なおすすめ対策方法についてをご紹介していきます。
スマホ老眼にはホットタオルで目を温めると効果的
スマホで目の疲労を感じた時に、手軽に活用できるのは「ホットタオル」です。
長時間目を酷使していることで、目の周辺の血行が一時的にわるくなり、眼精疲労をひき起こしてしまいます。
そんな時は蒸して温めたホットタオルを、目の上に置いて休めるようにましょう。
このホットタオルは簡単な方法ではありますが、疲れた目の神経や視力の改善に効果があります。
特に寒い季節なんかだと、ホットタオルの温かさで気持ちもいっしょにホッと一息つくことができますよ。
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スマホ老眼の予防には目とスマホとの距離をことが大切
スマホを見る時の目と画面の距離も、スマホ老眼対策には重要なポイントとなってきます。
「いつの間にか、目をスマホにかなり近づけてしまっている」
ツイッターや動画などに熱中するあまり、そんなことになっている人は多いのではないでしょうか?
スマホ老眼にならないためには、目とスマホの画面との距離を最低でも30センチはあけることがたいせつです。
あまりそれ以上スマホに目を近づけると、画面は見やすいかもしれませんが、目に負担が生じてしまいます。
スマホ老眼になるリスクも高くなるので、意識して目とスマホの距離を開けるようにしましょう。
意外にスマホ老眼対策に役立つ!ウォーキングも目にいい
他にも意外なスマホ老眼対策としては、外を歩く「ウォーキング」も効果的だといわれています。
スマホ老眼の改善には、血行の流れもかなり重要になってくるからです。
先ほどご紹介しました、ホットタオルで温めるという方法も、目の周りの血行を改善して目の神経をほぐすという効果があります。
ウォーキングをすると、スマホで疲れた目に直接的な効果を与えるわけではありません。
ですが歩くことで、全身の血行を促進することができます。
ウォーキングによって、必然的に目の血流も良くなることに繋がり、スマホ老眼にも効果が得られるというわけです。
さらにウォーキングは、血行改善のほかにもメリットがあります。
それは「歩いている最中は、スマホで疲れた目を休ませることができる」という点です。
ウォーキングの際には外を歩くので、周りにある風景などに自然と目が向きます。
スマホの画面など近い距離のものしか見ていなかった人でも、ウォーキング中は周りの木々など自然の景色が目にはいります。
そのためウォーキングの間だけでも、目をじっくり休養させることができるんです。
また自然の木々などがもっている「深い緑色」は、昔から目の視力回復にいい色だといわれています。
ウォーキング中に自然を見ながら散歩すれば。スマホで疲れた目の休息にもピッタリですよ。
目薬もスマホ老眼には効果あり!でも使い方には注意が必要
目が疲れを感じた時に使う「目薬」は、すごく心強い味方です。
最近はスマホやパソコンをよく使用する人向けの目薬も発売されていますが、これらは特に効果があります。
そんなスマホ用目薬ですが、「スマホ老眼対策だから」と使いすぎると、実効果で目に悪影響があることをご存知でしょうか?
その理由は目薬が「薬」であることが関係しています。
目薬はあまり意識していない人も多いのですが、れっきとした薬です。
ほんとうに少しではあるのですが、副作用もあります。
あなたは今までに、目薬を使いすぎて目が充血したり、かゆみがおきたりした経験はありませんか?
あれは目薬をさしすぎたことによって、体がアレルギー反応をおこしているのです。
目薬を乱用することによって、目の抗菌作用の成分が落ちてしまい、角膜に傷がついてしまうこともあります。
そのため基本的に目薬は、1回に1~2滴の使用で十分だといわれています。
容量をきちんと守って、スマホ老眼への対策に役立てたいですね。
まとめ
スマホの普及率が年々高くなっている現代において、スマホ老眼に悩んでいる人も比例して増えてきています。
長時間画面を見ることでおこる視力の低下など、スマホによる老眼は普通の老眼と違い、年齢を問わないことから若年層でも問題となっています。
このように面倒なスマホ老眼だからこそ、症状を治すために早めの対策が大切です。
目の健康対策を万全にして、思いっきりスマホライフを楽しみましょう。
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スマホ老眼と同様に、スマホが原因の疾患は他にもあります。
それが、スマホを長い間使うことで起こりやすくなる「スマホ肩こり」です。
スマホ肩こりもスマホ老眼も、血行不良になることで起こります。
早めに対策を行うことで、スマホ肩こりを改善することが可能です。
スマホで起こる肩こりについて、詳しくはこちらの記事でご紹介しています。