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キャラクターがかわいい「背すじをピンと!」は読むと勇気ももらえるマンガ

背すじをピンと!1巻の表紙 マンガ・本
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あなたは「週刊少年ジャンプ」を読んでいますか?

もし読んでいなくても、その存在を知っている人がたくさんいるであろう、日本の代表的なマンガ雑誌ですよね。

そんなジャンプは、今までに多くの名作を世に送り出してきました。

数ある作品の中でも、本記事で特におすすめしたいのが「背すじをピンと!」です。

私は1度読んでこの作品の面白さにハマったのですが、ここではその魅力についてご紹介していきます。

 

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「背すじをピンと!」は競技ダンスが題材の珍しいマンガ

少年ジャンプというと、過去には格闘技や戦闘をテーマにしているものがよく連載されていました。

例えスポーツを題材にしていても、サッカーや野球など誰もが知っている有名なものを扱っていることが多かった傾向にあります。

「背すじをピンと!」は、正式なタイトルを「背すじをピンと!~鹿高競技ダンス部へようこそ~」といい、名前の通り高校の競技ダンス部が主な舞台の作品です。

「う~ん、競技ダンスってまったく知らないし興味もないからな~」

そう思った人も中にはいるかもしれません。

まめ丸
まめ丸

私も最初タイトルを見ただけで、実際に読み始めるまでは同じように思っていました。

ですが、手に取ってみると読んで見るとキャラクターの描き方のかわいさや、登場人物の持つ魅力やストーリーの楽しさにあっというまに引き込まれました。

主人公が初心者ということもあって、競技ダンスのルールも丁寧に作品中で解説してくれるので、読んでいるだけで競技ダンスについて理解できるのも魅力ですね。

 

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主人公は普通の高校生であるところもポイント!

あらすじ
背すじをピンと!の主人公は高校に入学したての新入生「土屋雅春」です。彼は身長も体力も低くて、自分に自信のない、いたって普通の高校生でした。しかし、新入生のための部活紹介で競技ダンス部のことが気になったこともきっかけとなり、友人といっしょに部活の見学に訪れるのです。そこでひょんなことから、同じく新入生である女子高生「亘理英里」の2人だけが体験入部をすることになります。最初は見学するだけで、ほんとに競技ダンス部に入部する気のなかった土屋はここで困ってしまいます。ですが自分と同様に、おとなしい性格で普通の高校生である亘理が自分を変えてみようとする姿を見て、土屋は自らの意志で正式に「競技ダンス部に入部しよう!」と決意するのでした。

このように、背すじをピンと!の主人公である土屋と、彼の部活動でのペアになる亘理は普通の高校生です。

むしろ、どっちかと言えば2人とも周囲の人よりも引っ込み思案なほどです。

しかし、そんな2人であるからこそ競技ダンスを通じてお互いを支えあい成長していく姿や、周りの人たちやライバルとの間に生まれる絆に読者は感動するのです。

 

お互いを助け合いながら成長する姿に感動する

まめ丸
まめ丸

少々ネタバレになってしまいますが、「背すじをピンと!」の面白さと関係があるので書かせてください。

この作品は競技ダンスが主な題材のマンガなのですが、ダンスシーン以外でもすばらしい場面がたくさんあります。

特に読んでほしいのが、土屋と亘理の2人が相手の力を借りながらも自分のトラウマを克服する場面です。

緊張してしまうと手に汗をかいてしまう体質の土屋は、かつてそのことで好きだった女子に笑われてしまい、今でも女子のことが少し苦手です。

対して亘理も今よりは活発な少女だった小学生時代に、好きな男子に告白した時に心に傷を負いました。

高校生になった現在でも、それぞれの持つトラウマに囚われている2人。

しかし、競技ダンスの世界で努力していくうちに2人は成長し、ペアとして互いに相手のトラウマを癒すサポートをしていくことになるのです。

全部で10巻ある「背すじをピンと!」ですが、その中でも3巻はほんとうに読んでほしいです!

まめ丸
まめ丸

文化祭で亘理のトラウマ克服を助ける土屋の姿には、すごく感動しますよ。

 

周りのキャラクターが個性豊かなギャップも魅力的

背すじをピンと!2巻の表紙

主人公の土屋と亘理はおとなしい性格ですが、周囲のキャラクターたちは反面個性豊かなところもまた「背すじをピンと!」の魅力なのです。

競技ダンス部の部長である「土井垣真澄」は全国的にも有名な競技ダンスの実力を持っていますが、オネエ言葉でアフロヘアーの巨体という、まさに個性を詰め込んだようなキャラクターとなっています。

そんな土井垣の幼少からのペアである副部長の「綾辻理央」は、面倒見があってやさしいので土屋と亘理の頼れるお姉さん的な先輩です。

そして、お互いの実力を認め合っているにも関わらずケンカばかりしている二年生の「八巻章」「椿秋子」などとにかく個性的なんです。

 

○○アンケートで1位を獲得した?!

「背すじをピンと!」はこのように、キャラクターやストーリーがすごく魅力的な作品です。

そのため、2017年にインターネット上で完結した作品の中から選ばれた「アニメ化してほしいマンガランキング」で見事に1位を獲得しています。

競技ダンスというアニメで見栄えがする題材であることも理由ではあると思うのですが、ノミネートされた他の作品も有名なものが多かったので、これはほんとうにすごいことです。

まめ丸
まめ丸

ストーリーもキャラクターもいいので、今からでもアニメ化してくれないかな~と個人的に思っています。


 

まとめ

「背すじをピンと!」は、自信が持てない時に読むと勇気がもらえる作品です。

それは主人公たちが競技ダンスに打ち込む姿もそうですが、ペアであるお互いを思いやる姿であったり、自分に足りない部分を努力して克服しようとするさまに感動するからだと思っています。

世の中には多くのマンガがありますが、絵柄もかわいくて癒されるうえに勇気ももらえる作品はそうはありません。

新しいことにチャレンジするときや、感動したいとき、ぜひ1度読んでほしいマンガです。