「ドールハウス」は、そのかわいさや精巧さから「見ているだけでも癒される」と、今評判になっているミニチュアキットです。
まるで本物をそのまま小さくしたかのような「キッチン用品」や「インテリア」それから「家そのもの」など飾ると華やかになるため、老若男女問わず幅広い人気があります。
本記事では、そんな「ドールハウス」の持つ魅力と、おすすめの「ドールハウス本」についてご紹介していきます。
ドールハウスの種類にはどんなものがある?
ドールハウスの世界はとても奥が深く、家や小物などさまざまな種類が販売されています。
「西洋風の家」や「昔ながらの日本家屋」それに「お祭りの夜店」を再現したものや、「駄菓子屋の商店」など、あらゆるジャンルのものがあります。
大きさも子供の背の高さくらいあるものから、十数センチほどの手ごろなものまであり、自分好みに選べることも大きなメリットです。
その中には「クリスマス」など、それぞれの季節にあわせた仕様になっているドールハウスまで発売されているほど。
さらに「LEDのライト」が模型の中に内蔵されていて、暗闇で光らせることができるキットなどもあり、こちらはプレゼントとしてもすごく評判がいいです。
このように豊富な種類があるドールハウスは、世界中にコレクターがいて大人にも大人気の模型となっています。
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ドールハウスは小物類もすごい完成度で魅力的
「家」や「商店」など外部の構造も凝っているのが、ドールハウスのすごさと魅力です。
内部に飾る小物なども小さいながらにすごく精巧なつくりをしていて、見る人を夢中にさせてくれます。
たとえばキッチン用品の「フライパン」や「ポット」に「やかん」など、そのどれもが本物そっくりに作られているのです。
もちろん「野菜」や「くだもの」などの食材類も、見るからにおいしそうにできています。
また「ケーキ」をはじめとした、古今東西のお菓子の小物などもあり、こちらは特に女性からの評判が高いドールハウスの小物になっています。
家などの精巧さはもちろん魅力なのですが、特にちいさい小物類を見ればドールハウスの世界のすごさがわかります。
10円玉と同じくらいのサイズでつくられた「小さい食器」や、「指先にのるくらいの大きさのパン」などもあって、その緻密さには誰もが感動してしまいます。
これらの小物や家などを自分好みに組みあわせて自宅に飾れる楽しさも、ドールハウスが人気となっている理由のひとつです。
初めからミニチュアのアイテムが全てセットになっている製品もあり、「買ったらすぐに作れて楽だ」と話題ですよ。
ドールハウスミニチュアキットの大ヒット商品「つくるんです」について、詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
ドールハウスを飾る場所がない場合は本で楽しむ方法もある
自分で好きな家や小物類を組み合わせて飾ることができることが、ドールハウスの持つ魅力です。
しかし、自宅でドールハウスを飾るためには、模型を置くためのスペースが必要となってきます。
キットにもよるのですが、ドールハウスの大きさによってはそれなりのスペースがないと飾ることができません。
好みのドールハウスがあったのにも関わらず、ちょうどいい飾る場所がないことから、ドールハウスの購入を断念してしまうケースもあるのです。
さらに、ドールハウスは精巧な作りであるがゆえに、小さい部品もたくさんあります。
そのため「どこかに部品を紛失してしまいそうで心配だ」という声も多く聞かれます。
「スペースとかを気にしないで、ドールハウスの世界を楽しむ方法はないのかな?」
そう思っている方に、ぜひおすすめしたいのが「ドールハウスの本」です。
ミニチュアの模型を紹介している本は、今までにも発売されていました。
近年ではさらに、ドールハウスに特化されたタイプの「ドールハウス本」がたくさん出版されているのです。
もちろんこれらは本なので、本棚に置くだけの場所があれば大丈夫。
ドールハウスに飾れる食べ物や、小物をクローズアップして紹介している本など見ているだけで心が躍るような本がたくさんあります。
また、「ドールハウス作家」といわれているプロの方が、実際に自分で手づくりしたドールハウスや小物類を紹介している本もあり、ドールハウス好きの間では有名です。
ドールハウス本を読むメリットとは?
「ドールハウス本」ならば、当然模型そのものよりもスペースを必要としません。
そのためドールハウスを家に置けなくても、魅力を存分に楽しむことができます。
幼い子供がいるため「ドールハウスを飾ると目を離したすきに、小さい部品を間違って飲みこんでしまわないか?」という心配をされる方もいらっしゃいます。
また、大人でも「床に落ちてしまった小物類を、気づかずに踏んでけがをしないか心配だ」という声もあります。
そんな場合でも、本ならばけがの心配をしないですみますし、子供と一緒に本を読んでドールハウスの世界観をたっぷり楽しむことが可能です。
ドールハウス本のおすすめは?
人気の高まりにより、さまざまな種類のドールハウス本が現在出版されてます。
今回は、その中でも特におすすめの本をピックアップしてみました。
ドールハウス百貨店
著名なドールハウス作家さん40名の作品が載っている写真集です。
「百貨店」がテーマになっているので、本物のデパートのように多くの品を扱っているのが特徴。
実は、表紙の屋上に観覧車のある百貨店もミニチュアキットでできているんですよ。
たとえば食器だけでも「西洋風」、「日本風」などさまざまなミニチュアが掲載されていて豪華な仕上がりとなっています。
今まであまりミニチュアを見たことがない方にも、ドールハウスの世界に触れる入門書としておすすめです。
田中智のミニチュアスタイル
ミニチュア作家として人気の高い「田中智」さんの作品写真集です。
表紙のケーキを見ただけでも、田中さんが作るミニチュアのすごさが伝わってきます。
本の中には「お弁当」や「果物」などの食品から「シューズ」などの日用品まで、幅広く紹介されています。
読んでいるだけでも楽しいですが、今回載っている「お弁当」がどうやって作られたかの解説も少し掲載されているので、自分で実際に作ってみることができるのもポイントです。
まとめ
ドールハウスは「自分好みの空間をミニチュアの世界観で再現させる」ことができる夢の模型です。
インテリアにもなるうえに、じっくりと観察しているだけで感動したり癒されたりと、飾っただけで多くのことが体験できる癒しのグッズとなっています。
自分で小物を作ることができたり、すでに完成しているものを購入して自分で好きに組みあわせたり、ドールハウスの楽しみはさまざまあります。
自分に1番合うと思ったもので、ドールハウスの世界を体験してみてはいかがでしょうか?
ミニチュアなのにすごく精巧なギャップのあるかわいらしさに、誰もが癒されることまちがいありません。
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別名「ミニチュアキット」などと言う名でも知られるドールハウスですが、かなり奥が深い世界として世界的にも人気があります。
手先が器用な人におすすめのかなり精巧なキットや、大人から子供まで誰にでも組み立て可能な簡単キットなど、実は種類もすごくたくさんあるんです。
そんなミニチュアの中でも特に人気がある模型の種類について、詳しくはこちらの記事でまとめてみました。