遠出したりちょっと近所まで買い物に出かけたりする際、大事なわんちゃんをいっしょに連れて出かける方も多くいます。
歩きで出かけるのであれば、あまり心配する必要はありません。
ですが、車で出かけるとなると、そう簡単にはいかないのが現実です。
普段から車に慣れている私たち人間と違って、車での外出に慣なれていないわんちゃんもいるからです。
そこで今回は、わんちゃんと車で出かける時に、気を付けてあげたいポイントについてご紹介していきます。
わんちゃんが車の中で生あくびをしていないか?
わんちゃんと車に乗っていて、気を付けてあげたいポイントに「生あくび」があります。
自宅にいる際に、わんちゃんがあくびをしている場合ならばともかく、車に乗っている最中に何度も生あくびをし始めたら注意が必要です。
車に乗車していて生あくびを頻繁にし始めたら、車酔いか具合がおかしいこともあるからです。
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わんちゃんがそわそわと落ち着かない様子でないか?
生あくびと同様に、気を付けて見てあげたいポイントに「そわそわと落ち着かない様子」でないかどうかがあります。
これは生あくびを頻繁にするケースと同じように車に酔い始めたか、具合がおかしいわんちゃんが起こすサインでもあるからです。
わんちゃんと車で出かける際には、この2つのことに注意してあげるように心がけてみてください。
例え車酔いをしていない場合でも、トイレに行きたい時にも同じような反応を示すからです。
車に乗って緊張した結果、お腹が緩くなってしまったりオシッコを漏らしてしまうペットも中にはいます。
その他に起こりうるわんちゃんが車酔いをしている時の兆候
車酔いのその他の兆候
- 落ち着きがなく、呼吸が乱れ始める。
- よだれをたくさん垂らし始める。
これらの兆候が頻繁になってくると、確実にわんちゃんが車酔いを起こしています。
そのままの状態で放ってしまうともどしてしまうので、注意してあげる必要があります。
そして実はこれらの兆候、わんちゃんだけではありません。
犬だけでなく、猫も同じく車酔いの症状を起こします。
ペットが車に酔っていないか、かすかな兆候でも見逃さないようにしてあげましょう。
わんちゃんの車酔い予防方法
わんちゃんの車酔いを予防する方法のひとつとして、出かける日の朝ごはんを抜いておくことも効果的です。
どうしても食べさせてあげたい時には、消化のしやすい柔らかめになっている「ウェット仕様のドッグフード」がおすすめです。
もしくは、遠出する3時間以上前、早めにごはんを食べさせておきましょう。
車に乗っている間は少し窓を開けて風を入れるだけでも、かなりの車酔いの予防には効果があります。
車で出かける時はわんちゃんの休憩とトイレも忘れずに
ドライブの途中でこまめな休憩を取ることも、わんちゃんが車酔いしないための予防に役立つということを先ほどご紹介しました。
実はこまめな休憩は、車酔いを防ぐほかにも大切な役割を持っています。
それが「トイレ休憩」です。
愛犬や愛猫も普段と違う車という非日常の空間では、いつもより緊張してしまいがちなものです。
緊張した結果お腹が緩くなってしまったり、オシッコを車中で漏らしてしまったりするペットも中にはいます。
高速道路を利用する時には「ドッグラン」もおすすめ
わんちゃんと出かける際に、遠出をするので高速道路を利用することもありますよね。
そんな時には、サービスエリアに併設されている「ドッグラン」を積極的に使ってみてください。
サービスエリアにあるドッグランには、ペットにトイレをさせられる施設や、水を飲む設備が整っているからです。
さらにドッグランは広いスペースを確保してあるケースが多いので、わんちゃんが好きなだけ走り回ることができます。
わんちゃんのストレス解消にもピッタリの施設なので、ドッグランを利用しない手はありません。
高速道路にあるドッグランのメリットについて詳しくは、こちらの記事でご紹介しています。
車に慣れやすいタイプと慣れないタイプがいる?
私たち人間でも、車酔いしやすい方とそうでない方がいますよね。
実はわんちゃんにも、同様のことが言えるのをご存知でしょうか?
わんちゃんが車に慣れやすいタイプかそうでないかは、それぞれに個体差があります。
そのため最初から、車に乗っても酔わないタイプのわんちゃんもいます。
また反対に、なかなか車に慣れなくて、酔ってしまうタイプのわんちゃんもいるのです。
酔いやすいわんちゃんであるならば飼い主として、ペットとの外出を控えるべきか考えてしまいますよね。
レジャーなどのお出かけならば、車に乗るのを控えることも可能です。
しかし動物病院に連れていく時はどうしても、車にわんちゃんを乗せる必要があるため悩んでしまうこともあります。
わんちゃんを車に慣らす方法はないの?
わんちゃんの車酔いですが、実は徐々に慣らすことができる方法があります。
それが近距離をドライブすることです。
いきなり遠出をすると、車に慣れないわんちゃんだと車に酔ってしまいます。
最初は近所のスーパーなど、近場にわんちゃんを車に乗せて行ってみてください。
我が家の犬もそうだったのですが、この方法で車酔いを克服するわんちゃんも多いからです。
近所を軽くドライブすることで、徐々に車に慣れてくることも多くあります。
わんちゃんの体調を見ながら、何度かドライブを試してみるがおすすめです。
まとめ
このようにわんちゃんとの車での外出には、気を付けてあげたいポイントがいくつか存在しています。
もともと車に酔いやすいわんちゃんもいますが、動物病院などに連れて行く際にどうしても車に乗る必要があることも多いので、悩んでしまう飼い主さんもいるのではないでしょうか?
そんな時には、近距離のドライブを行うことで、徐々にわんちゃんを車に慣らすことができます。
トイレに行きたかったり車に酔ってしまうと、そわそわして落ち着きがなくなったりするので、しっかりと様子を見てあげてください。
ちょっとした心構えをすることで、わんちゃんと楽しいお出かけを行うことができますよ。
合わせて読みたい
わんちゃんと一緒にドライブに出かける場合、慣れない間はいつもと違う雰囲気になかなか落ち着かない子もいます。
そんな時は、自宅にいる時と同様にペットがくつろげる「ペットドライブボックス」などのグッズを使ってみるのもおすすめです。
ペットドライブボックスについて、詳しくはペットと一緒に車で遠出する時にあったら便利なグッズとは?の記事内でご紹介しています。