わんちゃんと暮らしていると、体にノミなどがついたり匂いのトラブルなどで悩むこともあると思います。
そんな時は、わんちゃんをおうちでシャンプーしてあげる飼い主さんも多いのではないでしょうか?
しかし、ここで悩みの種になっているのが「シャンプー後のドライヤー問題」です。
わんちゃんがシャンプー後のドライヤーを嫌がる場合って、飼い主さんの悩みとして結構よくあるからです。
本記事では、どうすればこの悩みを解決できるのかについてご紹介していきます。
わんちゃんはドライヤーの音が嫌い?その理由はなぜなのか?
わんちゃんを飼っていて家でシャンプーをした後、乾かす時にはやはり「ドライヤー」を使用している人が多いと思います。
しかし、ここでわんちゃんを飼っていると「あるある」なのですが、わんちゃんは結構な確率でドライヤーのことを怖がります。
私も以前、家で飼い犬をシャンプーしてドライヤーを使おうとしたのですが、わんこが怖がって逃げてしまい使えなかった経験があります。
その頃は犬を飼い始めて日が浅かったので、いまいち理由がわかりませんでした。
ですが後で、原因は犬が持つ聴覚にあったことがわかったのです。
わんちゃんの聴覚は人間の4倍
私たち人間と比較するとわんちゃんは、なんと4倍もの聴覚があるそうです。
これだけでもすごいのに、人間の聞き取ることのできない「周波数」まで聞く力を持っているのだそう。
かつて私が外から帰ってきたとき、家に帰ると飼っているわんこが玄関でジッと待ち伏せていたことが何度もありました。
わんちゃんの聴覚は、私たちよりも圧倒的に優れた性能を持っているのです。
ドライヤーの音はそれなりに大きいため、これだけ聴覚に優れているわんちゃんが怖がる理由も納得ですよね。
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シャンプー後は夏ならタオルで拭くのもOK?実は犬種によっては考えものだった
ではドライヤーを怖がるわんちゃんをシャンプー後に乾かしてあげるには、一体どうすればいいのでしょうか?
夏場など気温が高い季節ならば、「バスタオル」など吸水性の高いもので体を拭いてあげたのでも大丈夫です。
わんちゃんは自分で水気を感じたら、おのずと体をブルブルして水滴を飛ばそうとします。
バスタオルで拭いてあげる前にこの動作をすることが多いので、ブルブルとした後に残った水分をしっかりと拭いてあげることが大切です。
しかし、ここで1つ注意しなくてはいけないことがあります。
それはこの方法が、すべての犬種でおこなうのは難しいということです。
柴犬などの短毛種のわんちゃんならば、この方法でもかなり体の水分を乾かしてあげることが可能です。
ですが、おうちで飼っているわんちゃんが毛の長いわんこだったり、毛の量が多い犬種の場合にはこの方法をおすすめできません。
なぜならば、しっかりと体についている水滴を乾かしてあげなくてはわんちゃんが「風邪」をひいてしまうからです。
どういった時にわんちゃんは風邪をひくの?
意外に思う人もいるかもしれませんが、私たちと同じようにわんちゃんも風邪をひきます。
わんちゃんが風邪をひいてしまう要因は「気候の変動」や「気温」それから「寒い中外出した」ときなどがあります。
これをみていると、私たち人間が風邪をひくときの原因とだいたい同じであることがわかりますね。
また寒さに強い犬種や毛の長さなど、わんちゃんの持つ特性も風邪のひきやすさには関係してきます。
それから、先ほどご紹介したタオルでわんちゃんの体を拭いてあげる方法ですが、夏はともかく冬はあまりおすすめできません。
冬の寒い気温の時だと水滴が残っていた場合に、わんちゃんが湯冷めして風邪をひいてしまうこともあるので気を付けることが大事なのです。
わんちゃん用に作られた専用のドライヤーを利用するのもおすすめ!
このように、シャンプー後に水分が乾いていないとわんちゃんが風邪をひいてしまう可能性があるので。何かと気を使います。
それが原因で、わんちゃんのシャンプーが面倒になってしまうと本末転倒ですよね。
幸い現代はわんちゃん専用の製品がたくさんあります。
そんな中には、なんとわんちゃん用のドライヤーも発売されているのです。
特におすすめなのはこちらの「ペット用ドライヤー」で、静音技術に優れている所がポイントです。
イオン発生仕様なので、わんちゃんなどペットの毛並みもつやつやにしてくれるメリットもあります。
まとめ
わんちゃんの体をケアするには、定期的なシャンプーをしてあげることは飼い主として大切です。
ついついシャンプー自体がメインとなってしまいがちですが、そのあとで残った水滴をきちんと乾かすことも、大切な家族であるペットの「健康に気を配る」という面でとても重要なことなのです。
シャンプーでわんちゃんが綺麗になった後は、しっかりと体の水気を乾かして、風邪などひかないように体調管理に気を使ってあげたいですね。