健康に気を使っている人が増えている昨今、注目を集めている食材があります。
それがオメガ3の性質を持つ「エゴマ油」です。
少し前まではあまり知られていなかった食材であるエゴマ油には、一体どんな効能があるのでしょうか?
気になっていたので、今回調査してみました。
エゴマ油には血液をサラサラにする効能がある
エゴマ油は「オメガ3」という種類に該当する油の一種です。
このオメガ3には血液を固まりにくくする作用があります。
エゴマ油を摂取することで、血液がサラサラになるので成人病を予防することが可能です。
さらにオメガ3には、血管の炎症を抑えて健康に保つ効能があることがわかっています。
成人病で悩んでいる人の多い現代人にとっては、まさにピッタリの油ですよね。
さらに血液をキレイにすることで、新陳代謝も上がるためダイエット効果も期待できますよ。
中性脂肪の合成を抑制してくれるので、体内に脂肪分が蓄えられるのを予防することも可能です。
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エゴマ油は皮膚の乾燥を防いでくれる
エゴマ油に含まれているオメガ3は、肌のターンオーバーを促してくれるため、皮膚の健康を保つためには必須の成分となっています。
そのため美容に気を使っている人の間では、エゴマ油は特に人気が高い油の種類です。
近年、日本では食の欧米化が進んでいることがよく問題になっていますよね。
揚げ物やスナック菓子などはおいしいですがこれらの食事、実は肌の乾燥を進めてしまう性質を持っていることを知っていますか?
揚げ物などに含まれているオメガ6を摂取する機会が増えると、おのずと体内では栄養のバランスが崩れてしまうのです。
普段から肌の健康が気になる人は、オメガ3の効能を持つエゴマ油を食べるように心がけてみてください。
皮膚の乾燥をエゴマ油が防いでくれますよ。
エゴマ油には認知症を改善する働きがある
何かと健康にいい効能をもたらしてくれるエゴマ油には、認知症を改善する働きがあることが実験で近年わかりました。
以前人気テレビ番組「林修の今でしょ!講座」でも、このエゴマ油が持つ認知症への効果は取り上げられたことがあります。
エゴマ油が認知症に対して効果的な理由は「αリノレン酸」という成分に秘密があるんです。
αリノレン酸は脳の神経細胞を活性化してくれる働きを持っています。
そのため、比較的軽い認知症であれば効果を発揮してくれるのだそうです。
認知症対策としてもエゴマ油の活用はおすすめですよ。
エゴマ油の効能を最大限に生かす食べ方は?
エゴマ油はたんぱく質と合わせて摂ると、体内に吸収されやすいです。
そのため乳製品や肉類や魚介類、さらに卵と一緒に食べれば、効率よく体内に働きかけてくれます。
ただし、エゴマ油は熱に弱い性質を持っています。
熱が加わると酸化してしまうので、できるだけ常温か冷たい食べ物と一緒に摂るように心がけましょう。
エゴマ油のおすすめの食べ方
- ヨーグルトに入れて食べる
- アイスクリームにかける
- 納豆にかける
クセがない味であるエゴマ油は、他の油に比べて食べやすいメリットがあります。
そのため、何かに入れて食べるのが面倒な時には、そのままスプーン1杯分を摂取するのも可能です。
厚労省は、1日に2グラムのオメガ3の油を摂るようにすすめています。
自分で試してみて、1番あっている食べ方でエゴマ油の効果を得たいものですね。
どうしても味噌汁やコーヒーに入れて食べたい時には、飲む寸前にエゴマ油を入れれば酸化を防ぐことができますよ。
まとめ
エゴマ油はオメガ3の性質を持っています。
オメガ3は魚介類に多く含まれているのですが、昨今の日本人は肉を食べる機会も多いので毎食摂取することは難しいです。
そんな時は同じくオメガ3が含まれている、エゴマ油を摂取してみてください。
体の健康にいろいろ役立つオメガ3をスプーン1杯で、簡単に補うことができますよ。