毎年夏になると、暑さで体がすごく疲労を感じますよね。
最近は地球温暖化などの影響もあり、熱帯夜になることもおおく昔に比べて気温も上昇しています。
そのため、毎年「夏バテ」を感じるかたもたくさんいるのではないでしょうか?
特に真夏日が多くなるころには「熱中症」の患者も増えるため、対策方法を頻繁にテレビでも紹介しています。
実は暑さが原因による体の疲労を回復するには、「夏に旬をむかえる野菜や果物」を食べることがいいことがわかっています。
そこで本記事では、暑い夏こそおすすめしたい夏バテ防止の野菜と果物について、ピックアップしてみました。
夏に食べると健康にいい効果のある野菜
暑さで気温が高くなってしまうと、体は疲労を感じたりバテやすくなってしまいがちです。
そこでおすすめなのが、夏に食べると健康にいい効果を持っている野菜です。
水分量の多い野菜は体を冷やしてくれる以外にも、夏の脱水を防いでくれる効果も持っています。
食べることで脱水症を防いでくれるなんてうれしいメリットですよね。
トマト
有名な夏野菜である「トマト」は、夏バテ対策に最適です。
以前とある雑誌で、お医者さんに「自分の体のために、積極的に食べるようにしている野菜はなんですか?」とアンケートをとったことがありました。
すると、栄えある第1位がトマトだったそうです。
栄養豊富なトマトですが、その中でも特にリコピンは有名で、テレビなどでも頻繁に紹介されています。
抗酸化作用や生活習慣病の予防にもトマトは効果があるので、夏場だけでなく1年を通しておすすめしたい野菜です。
キュウリ
夏に旬を迎える「キュウリ」は、みずみずしい食感が楽しめるので暑い季節はよく好まれている野菜です。
キュウリはもっともカロリーの低い野菜として、ギネスに認定されていることをご存知ですか?
それだけカロリーが少ないにも関わらず、意外にもキュウリの栄養は豊富です。
夏の栄養補給にうれしい、カリウムやビタミン類などが含まれているので、夏はもちろんのことダイエットの時にもピッタリの食材となっています。
オクラ
7~9月に旬を迎える「オクラ」も、夏バテに効果のある野菜です。
オクラの特徴ともいえるあのネバネバとした成分には、ペクチンという食物繊維とムチンというタンパク質が含まれています。
またオクラには、抗酸化ビタミンの1種であるβカロテンも豊富です。
抗酸化ビタミンには体の活性酸素を減らす効果があるので、老化を防ぐ働きを持っています。
ナス
鮮やかな紫色が特徴のある「ナス」も、夏野菜の代表格です。
あの独特の紫色にはナスニンという名前のポリフェノールが含まれており、抗酸化作用が高いです。
ナスニンはガンや動脈硬化、老化の予防をしてくれる他に、眼精疲労を癒やす働きもあることがわかっています。
ナスは皮のところにも栄養がたくさん含まれているので、できれば取り除かずに食べましょう。
モヤシ
パッと見、細長くてあまり栄養のなさそうな「モヤシ」
ですが、ビタミン類や食物繊維、さらにアスパラギン酸など、実は見た目と裏腹に驚くほど栄養のある野菜なのです。
モヤシは食べれば夏風邪などを予防する働きがある他にも、暑さでバテた体のスタミナを回復させてくれる効果をもたらしてくれます。
またカロリーも控えめなので、モヤシはダイエットにもおすすめの野菜です。
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夏に食べると体を冷やす効果のある果物
昔から暑い地域で暮らしている人々は、住んでいる地域で育つ果物を食べてきました。
その理由に、暑い地域で育つ果物には夏に食べると、体を冷やす効果があるからだと言われています。
バナナ
亜熱帯地方でよく栽培されている「バナナ」は、体へのエネルギー効率のいい果物です。
腸に働きかけるオリゴ糖が含まれていることから消化もよく、便秘の解消に役立ちます。
また、カリウムも豊富であることから体内の水分量や、ミネラルを調節してくれる効果もあります。
むくみの改善にもつながるので、ダイエットにもいいですよ。
パイナップル
暖かい地域でよく栽培されることの多い「パイナップル」は、消化吸収能力に優れた果物です。
美肌効果の高いビタミンCを豊富に含むことから、夏の太陽でダメージを受けた肌に栄養を与えてくれる力を持っています。
さらに疲労回復作用のあるビタミンB1も、パイナップルは含まれています。
ビタミンB1のパワーで、夏バテで疲れた体を癒してくれる効能も期待できるんですよ。
スイカ
見た目もみずみずしい「スイカ」は、特に水分量の多いことで知られる果物です。
体を冷やす作用があるので、夏の暑さで疲れた体にはぴったりです。
果肉には抗酸化ビタミンであるβカロテンと、特に抗酸化作用の高いリコピンを含んでいます。
利尿作用のあるカリウムが多いので、スイカはむくみとりだけでなく動脈硬化の予防にも効きます。
キウイ
食べやすさから近年人気が急上昇している「キウイ」は、タンパク質を分解する酵素を多く含んでいます。
肉類や魚類の消化を助ける働きがあるほかにも、ペクチンという食物繊維が含まれているため、便秘の予防にも効果的です。
また、免疫力を高めてくれる作用のあるビタミンCを、キウイはかなり豊富に含んでいます。
そのため1日にキウイをひとつ食べるだけで、体に必要な量をビタミンCを補うことが可能です。
マンゴー
果物の女王という別名のある「マンゴー」は、夏の高級なデザートとしても人気です。
カリウムが豊富で体の中の余分な水分やむくみをとる働きが高く、食物繊維も多く含まれています。
体を老化させる原因として、今も研究されている活性酸素があります。
この活性酸素を除去してくれるβカロテンも含まれているので、夏バテして疲れた体にマンゴーはぴったりの果物と言えます。
まとめ
近年、日本各地では体温よりも高い気温が頻繁に記録されているため、「いつもこの季節になると、夏バテで悩んでいる」というかたが多く見受けられます。
夏バテになってしまうと、体力や食欲も落ちてしまいがちです。
そんな時こそ、夏の疲労に効果を発揮してくれる野菜や果物類を、積極的に食べるように心がけてみてください。
夏バテにも負けない体づくりができますよ。
合わせて読みたい
夏バテに効果のある野菜ですが、中には「野菜が好きじゃない」なんてことありませんか?
野菜によっては、新鮮でないものを食べた場合、あまり食べたくないと感じてしまうこともあります。
そんな時におすすめしたいのが、有機野菜の宅配で有名な「大地を守る会」です。
私も地方の人間でおいしい野菜を知っていたつもりでしたが、「大地を守る会」の野菜を食べて、その新鮮さにはビックリしました。
旬でない時期にミニトマトを注文して食べたんですが、その味の良さに大満足!
自宅にいながら新鮮な野菜が手に入るので、買い物に行く手間もかからずに便利です。
そんな「大地を守る会」の有機野菜を食べた詳しい感想について、こちらの記事でご紹介しています。